フランコ・マスタントゥオーノのフィオレンティーナ移籍とマドリードでの苦悩告白

昨季、クラブが6300万ユーロ以上の巨額を投じて獲得したアルゼンチン代表の天才MFフランコ・マスタントゥオーノ(19歳)が、今季はセリエAのフィオレンティーナへレンタル移籍(5年契約、移籍金800万ユーロで保有権50パーセントの買取オプション付き)となりました。

マスタントゥオーノはフィオレンティーナでの公式発表会見に臨み、マドリードでの非常に苦しかった1年間を振り返り、胸の内を明かしました。『マドリードでの昨シーズンは、誰にとっても本当に複雑で、決して簡単な1年ではなかった。期待と現実の乖離に苦しみ、多くの不安を抱えていた。だが、あの経験は人間としても選手としても私を大きく成長させてくれた』と、正直な苦悩を告白しています。

彼はプレシーズン中、モウリーニョ監督の就任と、クラブ史上最高額のヤン・ディオマンデが右ウイングに加入した事実を知り、マドリードに自分の居場所がないことを悟りました。一時は古巣リバープレートへのレンタルでの復帰も噂されましたが、クラブが欧州での成長を望み、フィオレンティーナへのレンタルが成立。コッパ・イタリアのベネヴェント戦でデビューを果たし、4対1の勝利に貢献して素晴らしい復活の兆しを見せています。『これは復讐ではなく、自分が優れたフットボーラーであることを証明し、再びサッカーを楽しんで幸せになるための素晴らしいチャンスだ』と、新天地での活躍を誓いました。 (via SPORT)

エンドリッキの負傷欠場とリヴァプールなど複数クラブからの引き抜き拒否

ブラジルの神童エンドリッキは、プレシーズン中に自身の去就について大きな注目を集めました。クラブからはフランスのオリンピック・リヨンに次ぐ新たなローン移籍を提案されていましたが、本人は残留して白いユニフォームのために戦うことを選択しました。

プレシーズンではフィオレンティーナ戦でカレラスのクロスから豪快な左足ボレーを決めて1ゴールを記録しましたが、その後のテレサ・エレーラ杯(45分出場)を終えた段階で、ごく軽微な筋肉のトラブル(una pequeña cosa muscular)を発症。最終親善試合のシャルケ戦を欠場し、ラ・リーガ開幕戦のエスパニョール戦も欠場が確定しました。

彼のポテンシャルを高く評価するリヴァプールは、移籍市場の最終盤に向けてレンタル移籍の可能性を再度問い合わせましたが、マドリー側は即座にこれを拒否しました。今夏はアストン・ヴィラ、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマなど、プレミアリーグを中心に多数のクラブが彼に触手を伸ばしていましたが、本人の残留意思は揺るぎません。ただし、エムバペが絶対的なエースストライカーであり、カルロス・エスピーの台頭もあるため、冬までに出場機会が十分に得られない場合、冬の移籍市場で再びローン移籍の選択肢が浮上する可能性が指摘されています。 (via SPORT)