カンテラ(ラ・ファブリカ)売却ビジネスの活発化とマヌエル・アンヘルのアルメリア移籍

クラブは、下部組織「ラ・ファブリカ」の優秀なタレントを他クラブへ売却する際、保有権の50パーセントのみを売却し、買戻しオプションや将来の売却益の数パーセントを維持する極めて合理的なビジネスモデルを確立しています。この夏のカンテラ関連の売却総額は、ボーナスを含めるとすでに2億ユーロを超える巨額に達しています。

その最新の例として、カスティーリャ(Bチーム)の絶対的な司令塔であり、アルベロアやラウル・ゴンザレスから『唯一無二の違いを生み出せる天才。キャプテンとしての統率力と狭いスペースを攻略する技術は一級品だ』と絶賛されていた22歳のマヌエル・アンヘル(愛称マミ)が、セグンダのアルメリアへ完全移籍することが決定間近となっています。移籍金は保有権50パーセントに対し、約600万ユーロが支払われる見込みです。この移籍はアルメリアのガルシア・ピミエンタ監督からの非常に熱心なオファーによるもので、交渉は最終段階に入っています。

その他のカンテラ出身選手では、コパ・デル・レイを戦った世代のセサル・パラシオスとゴンサロ・ガルシアが、かつてカスティーリャを率い、現在はフルハムの監督に就任したアルヴァロ・アルベロアの要望により、フルハムへ完全移籍(ゴンサロの移籍金は約4000万ユーロ)しました。さらに、フラン・ガルシアはベティスへ売却され、ダニ・カルバハルも契約満了に伴いクラブを去り、デビッド・ヒメネスも新天地を模索しています。 (via SPORT)

レーシングの神童セルジオ・マルティネスへの関心と獲得アプローチ

クラブは、将来のミッドフィールダーの有望株として、レーシング・サンタンデールに所属する19歳の神童、セルジオ・マルティネスの獲得に向けて本格的に動き出しています。

マルティネスはラ・リーガ開幕戦のヴィラレアル戦で、Gustavo Puertaとダブルボランチ(ダブルピヴォ)を組んで先発デビューし、34分には20メートル以上の位置から時速126.7キロメートルに達する驚異的な弾丸ミドルシュートをゴール隅に突き刺し、スペイン国内で一躍時の人となりました。

彼には300万ユーロという極めて安価な契約解除金が設定されているため、マドリーは獲得に強い関心を示しています。ただし、19歳の彼を即座にカンテラ(カスティーリャ)に加入させることは、せっかく昇格したラ・リーガ1部から3部へとカテゴリを2つ下げることになるため、選手側の発展を考慮し、獲得後にレーシングにそのまま1年間レンタル移籍させて1部での経験を積ませるプランを提案しています。バルセロナも過去に関心を示していましたが、マドリーが交渉を一歩リードしている状況です。 (via SPORT)