アルダ・ギュレル 2032年までの長期契約締結でレアルの未来を託される

18歳で加入したトルコ代表の攻撃的ミッドフィルダー、アルダ・ギュレルは、レアル・マドリードとの契約を2032年6月まで延長することで最終合意に達した。現時点ではすべての書類手続きが完了しており、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの正式発表を待つ段階にある。クラブの将来を担う司令塔を長期にわたって囲い込む成功例として、今回の契約更新は大きな意味を持つ。

2023-24シーズンに加入した当時は、カルロ・アンチェロッティ監督のもとで3度の負傷に見舞われる苦しい1年を過ごした。公式戦50試合以上を戦ったチームにおいて、わずか12試合・440分間のプレーにとどまり、信頼を勝ち取るには至らなかった。

しかし、翌2024-25シーズンに劇的な飛躍を遂げることになる。年間51試合に出場して6ゴール14アシストという見事な数字を残し、UEFAチャンピオンズリーグの最優秀若手選手賞を受賞した。この活躍によって、彼は単なる若手のホープからチームに不可欠な存在へと昇格した。

ジョゼ・モウリーニョ新監督が就任した今シーズンも、その勢いは衰えていない。すでに11試合で600分間に出場しており、中盤の低い位置から前線への展開を支える司令塔として重用されている。エースのキリアン・エムバペとの抜群の連携に加え、ジュード・ベリンガムやヴィニシウス・ジュニオールとも高次元での協奏を見せている。

今回の契約更新により、従来の2029年までの契約が3年追加され、2032年までの超長期契約が結ばれた。契約満了を迎える時、彼は27歳となり、18歳で移籍してから最低でも9年間を白いユニフォームとともに歩む計算となる。

この長期契約が示すのは、レアル・マドリードが中長期的なチームづくりの中心に彼を据えているという明確な意志だ。移籍市場での過熱な争奪戦を未然に防ぎ、主力の座を固めさせる戦略的な手が打たれたと言える。(via SPORT)