元10番の痛烈な告白

移籍市場の最終盤に、バレンシアからラシン・サンタンデールへと買い取りオプションなしの期限付き移籍(ラシンが年俸の大部分と少額のボーナスを負担)で加入したポルトガル人MFアンドレ・アルメイダが、新天地での入団会見に出席し、バレンシアで送った日々の苦しみを赤裸々に告白しました。アルメイダは、バレンシアでの4年間のうち、特に直近の3年間を振り返り、心が完全に沈んでいたことを明かしました。

『バレンシアでは4年間過ごしたが、最後の3年間は本当に精神的につらかった。頭をリセットするために変化がどうしても必要だったんだ。もっと多くの試合に出て、自分がチームにとって大切な存在だと感じたかった。このチャンスがあると聞いた瞬間、私は自分の代理人に「どうしてもラシンに行きたい」と伝えた。バレンシアではどうしても幸せになれなかったが、ここなら本来のポジションでプレーして、もう一度フットボールを心から楽しみ、全力で競い合うことができるはずだ』(via MARCA) (via Superdeporte)

アルメイダは、自身のピッチ上のパフォーマンスが心の悲鳴を反映していたと主張します。

『もし私の試合でのプレーをしっかり見てくれていたのなら、私がどれほど悲しそうにプレーしていたか気づいたはずだ。バレンシアのために戦おうという気力すら、当時の私からは失われていた。色々な出来事があり、あのクラブは私にとって居心地の悪い場所になってしまっていた。そこで何が起きたのかについてここで詳しく話すつもりはない。私と、私の家族だけがその苦しみを理解していればいい。だからこそ、私はこの移籍を何が何でも求めていたんだ』(via Estadio Deportivo)

また、自らが背負った背番号「10番」についても、バレンシア側の戦術的、そして世間的な大きな誤解があったと指摘しています。

『バレンシアで10番を背負ったのは大きな間違いだった。周囲は私が10番をつけたことで、トップ下やウイングといった攻撃的なポジションの選手だと思い込んでしまった。しかし、私はキャリアを通じてずっとセントラルMFだ。ガットゥーゾが監督だった最初のシーズンは、自分のプレースタイルに非常に合っていてモチベーションが高かった。だがそれ以降は、ピッチ上で一切の幸せを感じることができなくなっていた』

アルメイダはさらに、現在のバレンシアの混迷について問われると、古巣を気遣いつつも、すでに心の整理がついていることを示唆しました。

『バレンシアの現状は極めて複雑だ。クラブの歴史はとても大きいが、あのメスタージャというスタジアム、およびあの街で、ファンからのサポートを感じられないままプレーすることは非常に精神的につらいものがある。彼らには心から幸運を祈っているが、私の頭はすでに100%ラシンに集中している』(via Superdeporte) (via ElDesmarque)