ガブリエル・ジェズス獲得の全内幕

アーセナルから移籍金1000万ユーロと変数での完全移籍で合意に達したガブリエル・ジェズス。

この破格とも言える低額な移籍金に驚きが広がっていますが、契約にはもう一つの側面があります。

ジェズスがバルサで受け取る年俸は、手取りで年600万から800万ユーロ(総額1200万から1800万ユーロ)に達し、チーム内でもトップクラスの高給取りとなる予定です。

この高額な維持費に対し、有識者の間でも『最初は価格の安さから素晴らしい補強に見えたが、給与面を知ると決して安い取引ではない』との懸念もささやかれています。

そんなジェズスとバルサの間には、10年前の知られざるドラマがありました。

2016年にパルメイラスで頭角を現した際、当時のディレクターであるロベルト・フェルナンデスがブラジルで直接視察。

さらにリオ五輪の合宿中に、ネイマールがバルサへ移籍するよう彼を口説き落とそうとしていました。

ジェズスは当時を振り返り、

『若い自分に多くの欧州名門からオファーが届く苦しさを、ネイマールはよく分かってくれていた。バルセロナの素晴らしさ、街、ブラジルに近い気候などを話してくれた。バルサも魅力的なクラブで本当に心が揺れたが、最終的にはより出場機会の多い別のビッグクラブに行くべきだと判断した』

と告白。最終的にペップ・グアルディオラからの直電が、マンチェスター・シティ行きを決断させる引き金となりました。

今夏、ついにその念願が叶いバルサへ加入するジェズス。

膝の前十字靭帯手術からの復帰となった昨季は、アーセナルで出場時間が1000分に満たない中、6ゴール2アシストを記録。

スターの地位に固執せず、主役であるラミン・ヤマルを支え、守備時には高い位置からファーストディフェンダーとして猛烈なプレスをかける姿勢は、フリック監督の全員連動サッカーに完璧に合致しています。

本日8月31日中にバルセロナに到着する予定で、今夜カンプ・ノウで行われるラージョ戦をさっそくスタンドから観戦する可能性があります。 (via SPORT)