ミカエル・オリセ バイエルンの最高給提示でレアル移籍は遠のく
レアル・マドリードが獲得に関心を示していたバイエルン・ミュンヘン所属の24歳フランス代表ウインガー、ミカエル・オリセに対し、バイエルン側がクラブ最高給クラスでの契約更新交渉を開始し、スペインへの移籍可能性は急速に遠のいている。現段階ではバイエルンとの更新交渉が進行している段階であり、レアル・マドリードからの関心は観測の域を出ない状況だ。
オリセは2024年夏にクリスタル・パレスから6000万ユーロの移籍金でバイエルンに加入して以来、飛躍的な成長を遂げてきた。ここまで公式戦114試合に出場して50ゴール58アシストという圧倒的な成績を残しており、イングランド代表フォワードのハリー・ケインとともにバロンドール候補に挙げられるほどの絶対的な主力へと君臨する。現行の契約は2029年まで残されており、契約内に解約金(バイアウト条項)は設定されていない。
ドイツのスカイスポーツでフロリアン・プレッテンベルク記者とルカ・シクストゥス記者が伝えるところによれば、バイエルンはすでに将来的な延長に向けた初期的な話し合いを開始している。さらに条件面では、ジャマル・ムシアラを超えるクラブトップの給与体系を用意して引き留めを図る構えだ。こうした動きを受けてレアル・マドリード側も、バイエルンが提示する破格の待遇と本人の満足度を踏まえ、オリセがミュンヘンで契約を伸ばす可能性が高いと判断している。
また、バイエルン経営幹部のカール=ハインツ・ルンメニゲ監視役会メンバーもドイツメディアの取材に応じ、ハリー・ケインとオリセの双方がミュンヘンに長期間留まる意思を持っていると明かした。ルンメニゲは『ハリー・ケインが近く契約を延長することを確信しているし、オリセもそれに続くだろう』と語り、両主力の引き留めに絶対の自信をのぞかせる。唯一の波乱要素は交渉が破談した場合の来夏の売却検討だが、現状でその可能性は極めて低い。
つまり、レアル・マドリードによるメガサインの目論みは、バイエルンの迅速かつ破格の条件提示によって完全に阻まれつつあるということだ。解約金が存在しない以上、バイエルンが提示するクラブ最高給をオリセが受け入れれば、他クラブが介入する隙はまったく存在しない。次の注目点は、バイエルンによる正式な年俸提示の時期と、レアル・マドリードが代替ターゲットへと舵を切るかの判断だ。(via SPORT)