負傷者とトレーニングの最新動向: アルフォン・ゴンサレスの復帰とバルガスの個別調整、複数主軸の遠征欠場
土曜日のアスレティック・ビルバオ戦に向けたチームのトレーニング現場から、喜憂こもごもの最新レポートが届きました。
最もポジティブなニュースは、アルバセテ出身のアタッカー、アルフォン・ゴンサレスの全体練習復帰です。昨夏にフリーで加入し、昨シーズンの後半は期限付き移籍先のビジャレアルCFでプレー(ビジャレアルは700万ユーロの買い取りオプションを行使せず)していたアルフォンは、プレシーズン始動日に大腿四頭筋を肉離れし、過去6週間にわたって戦列を離れていました。当初は9月上旬の復帰とみられていましたが、驚異的な回復力で木曜日から部分的にグループ練習に合流。しかし、コンディション的な観点から週末のサン・マメス戦に強行帯同することは非現実的と判断されています。
一方、移籍の噂が絶えないルベン・バルガスは、木曜日の午前中に行われた全体練習に姿を現さず、メディア用の公開時間中もピッチに現れなかったため、移籍決定が間近に迫っているのではないかと憶測を呼びました。しかし、クラブの公式発表によると、バルガスの不在は移籍交渉とは一切関係なく、単に怪我を予防するための「負荷調整プラン」に従い、屋内ジムで個別メニューを消化していたためであり、金曜日の最終練習には通常通り合流してビルバオ遠征にも帯同する予定です。
なお、ビルバオ戦を欠場する主なメンバーは以下の通りです。
・キキ・サラス(開幕戦のラージョ戦で一発退場処分を受け、1試合の出場停止処分)。
・マルコン・テイシェイラ(度重なる筋肉系の怪我から回復中であり、同時にブラジルへの移籍先を模索するためにチーム練習から外れて別調整)。
・アドリア・ペドロサ(マジョルカやアルメリアからのオファーを検討中で、自らの未来を選択するためにチームから離脱中)。
・ファビオ・カルドーゾ(チームの構想外とされ、売却のために他のグループとは完全に隔離して調整中)。
これに対し、昨季からメンバー入りしているチデラ・エジュケは練習に完全に合流しており、移籍市場が閉まる9月1日の午前零時までに巨額のオファーが届かない限り、セビージャのファーストチームのスカッドに登録されることが決まっています。(via Estadio Deportivo)
中盤補強プランの挫折と新たな模索: スキリ獲得失敗とアトレティコMFオベド・バルガスの獲得レース
中盤の底に厚みをもたらすためのセビージャの補強計画は、ターゲットであった選手のドイツ移籍決定により、変更を強いられました。
強化部が長年リストの最上位に位置づけていたチュニジア代表MFエリス・スキリ(アイントラハト・フランクフルト)ですが、最終的にフランクフルト側が提示した100万ユーロ強という極めて格安の移籍金要求をセビージャ側が満たすことができず、最終的に古巣であるFCケルンへの完全移籍が決定しました。これによりセビージャは、コチョラシュヴィリ獲得手続きを進める一方で、さらなる中盤の強化策を模索せざるを得なくなりました。
次なる一手として浮上しているのが、アトレティコ・マドリードに所属する21歳の有望なアメリカ生まれ・メキシコ代表MF、オベド・バルガスの期限付き移籍(ローン)での獲得です。オベド・バルガスは、母親のルーツによりスペインのパスポート(EU市民権)も保有しているため、登録枠の面でも非常に扱いやすい理想的な人材です。
しかし、オベド・バルガスのローン獲得には、レアル・ベティス、ゲタフェCF、バレンシアCF、デポルティボ・アラベス、さらにはオランダのフェイエノールトといった数多くのライバルクラブが殺到しており、激しい争奪戦が繰り広げられています。
現在、セビージャの中盤の選手登録状況は非常に厳しく、もしリュシアン・アグメが移籍市場最終盤に放出された場合、中盤のアンカーを務められる純粋な選手はグリディ、マヌ・ブエノ、そしてBチームから昇格した若手のニコ・ギジェンのみとなります。ルイス・ガルシア・プラザ監督は、シーズン開幕前から中盤のバランスの欠如を指摘し、SDのナバロ氏に対して『中盤に最低2名、アグメが抜ける場合は3名のピボーテが必要だ』と強く警告を発しています。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)