伝説的バンドの沈黙破る:レイレ脱退を巡るアマイアとの合同ツアー提案の噂をメンバーが完全否定
スペインを代表する伝説的なポップバンド『ラ・オレハ・デ・バン・ゴッホ(La Oreja de Van Gogh)』が、マルベージャで開催された「Premios Juventud」に登場。17年にわたりボーカルを務めたレイレ・マルティネスが突如として脱退を発表し、初代ボーカルのアマイア・モンテロが Karol G のコンサートで大復活を遂げて以来、初めてバンドの男性メンバーたちが報道陣の前に姿を現しました。
世間では、レイレが脱退した決定的な原因について、『バンドの男性陣が、アマイア復活への世間の大喝采を見て、レイレに対し「アマイアとの合同ツアー」を提案したため、レイレがプライドを傷つけられてへそを曲げ、脱退に至った』という噂がまことしやかに流れていました。
レッドカーペットの場で、記者からこの噂の真偽について直球の質問が飛ぶと、キーボードのシャビエル・サン・マルティン氏は、苦笑いを浮かべながら即座にこう否定しました。
『いやいや、まさか!そんな突飛な話、絶対にあり得ないよ』
その際、隣にいたアマイア・モンテロは、質問が聞こえなかったフリをして視線を泳がせて沈黙を守り、他のメンバーもあえて質問を繰り返さず、大人のスルー対応でその場の張り詰めた空気をかわしました。長年のファンの間で飛び交う脱退の真相劇は、なおもピッチ外の大きなエンタメの話題としてメディアを賑わせています。 (via Mundo Deportivo)
経済学者ゴンサロ・ベルナルドスが提言:若者が家を買うための「空中権のみ先行販売」という奇策
スペイン国内で最悪の社会問題となっている、急激な住宅価格の高騰と家賃負担による若者の困窮。この危機に対し、バルセロナ大学(UB)の著名な経済学教授であるゴンサロ・ベルナルドス氏が、デベロッパーや政府の怠慢を批判しつつ、極めて革新的な住宅供給システムを提案して大きな議論を呼んでいます。
ベルナルドス教授は、現在の不動産開発業者が、地価の高騰を言い訳にして富裕層向けの高級住宅地ばかりを建設している現状を『大いなる間違いだ』と指摘します。
『最大の需要は40歳以下の若者たちにあります。現在、彼らの多くは無期雇用契約(正社員)を手にしているにもかかわらず、高すぎる初期費用のせいで家が買えません。17年前の2007年には、30歳から44歳の若者の75%が持ち家を所有していましたが、2024年には57%にまで激減しています。さらに、16歳から29歳の独立した若者の割合は、かつての59%から、現在はわずか27%にまで落ち込んでいるのです』
と危機的なデータを提示しました。
教授が提案した奇策は『空中権(建物部分の権利)の分離販売』です。
『行政が土地の「空中権」を開発業者に安く売却し、デベロッパーは建物部分だけを建設して比較的安価(狭い40平米で15万ユーロ、広い80平米でも最大22万5000ユーロ程度)で若者に売るのです。若者は土地を所有しないため、初期の購入価格を劇的に抑えてマイホームを手に入れられます。そして土地部分(地面の権利)については、行政に対し、10年、15年、あるいは30年の長期分割払いで後からコツコツと買い取っていき、最終的に完全な土地と建物の所有者になる。これこそが、若者に絶望的な住宅市場での突破口を与える現実的なアプローチです』
と熱っぽく語りました。 (via Mundo Deportivo)
3児の母ガブリエラが告白する「新学期の1500ユーロ大打撃」と消費者ローンの泥沼
スペインで9月に始まる「新学期(vuelta al cole)」が、インフレに喘ぐ子育て世帯にとって、冬の「1月の坂」を超えるほどの絶望的な家計の危機となっています。
テレビ番組『Espejo Público』に出演した、3人の子供を育てる母親ガブリエラさんは、カメラの前で涙ぐみながらその過酷な現実を語りました。
『今年の子供たちの教科書、新しい制服、文房具やカバンを揃えるだけで、約1500ユーロ(約24万円)が飛んでいきます。実は、昨年に続いて今年も消費者ローンを借りて新学期の準備費用に充てるべきか、本気で悩んでいます。私たちの月々の収入だけでは、どうしてもこの時期を乗り切ることができません。子供たちのノートや制服代を捻出するために、今年は家族全員が楽しみにしていたバカンス旅行もすべてキャンセルしました』
と語りました。
これに対し、番組に出演した経済記者の Laura Blanco 氏は、
『バス停や地下鉄のホームに溢れている「即日融資」や「簡単キャッシング」の広告に絶対に手を出してはいけません。あれらは法外な金利が設定されており、一瞬の資金難を免れる代わりに、後から人生を崩壊させるほどの恐ろしい利息地獄に陥る危険があります。消費者ローンは本当に最後の最後の手段にすべきです』
と強く警告。少しでも出費を抑える対策として、教科書の中古フリマアプリの活用、各自治体や教育省が設けている「大家族・ひとり親家庭向け」の無償教科書貸出基金の申請を行うこと、そして『先生から指示された教材を9月にすべて一括で買う必要はありません。11月や12月まで授業で使わない教材は購入を後回しにし、まずは自宅の引き出しの奥に眠っている去年の使い残しの鉛筆やノートを徹底的に発掘して再利用し、出費の時期を分散させることが非常に重要です』と、知恵を絞った節約法をアドバイスしました。 (via Mundo Deportivo)