マーカス・ラッシュフォードが体に刻んだバルサへの敬意

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、自身の公式Instagramを更新し、新たに体に刻み込んだ情熱的なタトゥーを公開して注目を集めています。

ラッシュフォードが自身の右太ももに新しく彫り込んだのは、現在所属するユナイテッドでの背番号『9』番です。しかし、ファンの目を釘付けにしたのは、そのすぐ横に、昨シーズンにバルセロナの選手としてピッチを駆け抜けた際の背番号『14』番がしっかりと並んで刻まれている点です。昨季、バルサの青と赤のユニフォームを身にまとって戦った時間が、彼の心にどれほど深い足跡を残したかを示す、無言のメッセージとして大きな話題を呼んでいます。

彼の体はまさに、これまでのフットボール人生と、彼の個人的な信念のロードマップそのものです。右太ももにはマンチェスターで母親や祖母と暮らした幼少期の思い出が刻まれ、左太ももには愛する家族へのメッセージ、背中には母のルーツであるカリブ海のセントクリストファー・ネイビスの美しい風景が描かれています。また、プロデビュー戦での歓喜のゴールシーンや、彼が育ったキャリントンの練習施設の風景、そして若き日に背負った『39』『19』『10』といった歴代の背番号もすべて背中に網羅されています。

さらに彼の胸には、1968年メキシコ五輪で黒人差別に抗議して拳を突き上げたトミー・スミスとジョン・カルロスの歴史的瞬間や、ネルソン・マンデラ、マルコムX、モハメド・アリ、ボブ・マーリーといった歴史的な指導者たちの肖像画が誇らしげに刻まれており、彼の人種差別への強い抵抗の意志を示しています。今回の『14』は、その壮大なタトゥーのコレクションに、カタルーニャの輝かしい一章として永遠に刻まれることとなりました。 (via SPORT)

アダマ・トラオレの「基本的に」連発会見をオーバメヤンが100kgバーベル動画で爆笑イジり

デポルティボ・ラ・コルーニャに電撃加入した快速ウイング、アダマ・トラオレが、先日の入団記者会見で見せた「あまりに独特な話し方の癖」が、スペイン国内のSNSで爆発的なバズを巻き起こしています。

アダマはわずか13分間の会見の中で、自身の口癖である『 básicamente(基本的に)』という単語を、なんと「82回」も連発。これがファンによって編集され、ネット上でお祭り騒ぎのミームとなりました。

この絶好のネタを、かつてバルセロナで同僚であり、今シーズンからデポルティボで奇跡の再会を果たした大親友のピエール=エメリク・オーバメヤンが見逃すはずはありませんでした。オーバメヤンは自身のSNSに、鋼鉄のような筋肉を持つアダマがジムで100キログラムの巨大なバーベルを軽々と、あたかもおもちゃのように持ち上げているトレーニング動画をアップ。そこに、吹き出す笑いの絵文字とともに、こうメッセージを添えました。

『基本的に(Básicamente)、これはただの軽いウォーミングアップさ』

この強烈なイジりに対し、ファンからは大爆笑のリアクションが殺到。アダマはデポルティボへの移籍を決断する前、真っ先にオーバメヤンに電話をかけて相談し、彼から『このクラブのプロジェクトは本当に素晴らしいから、すぐに来るべきだ』と強く勧められていたことを明かしています。ピッチ外での2人の爆笑を誘うやり取りは、新天地でも最高のチームワークを予感させています。 (via Esport3)

趣味が多すぎて恋人にADHDを疑われるゴードン:驚異の読書愛とロッカールーム読書会計画

バルセロナに電撃加入し、その実直なプレースタイルと素晴らしい人間性で、早くもカンプ・ノウのファンからチャントを歌われるほどの寵児となっているイングランド代表FWアンソニー・ゴードン。彼の知られざる、知的で風変わりなプライベートの顔が明かされました。

幼少期から彼を最も近くで支え続けている恋人のアニー・キーティングさんは、ゴードンのあまりに度を越した「凝り性」と多趣味な生活を振り返り、笑いながらこう語っています。

『彼は本当に重度のADHD(注意欠陥・多動性障害)なんじゃないかしらって思うの。趣味が多すぎて、一瞬たりとも静かに座っていられないんだから』

ゴードン自身も自らの極端な性格を認めています。

『僕は一度何かにハマると、病的に執着してしまうんです。ある2週間の間にチェスやテニス、ボクシング、ポーカー、ビリヤード、狩猟といった趣味が頭に浮かぶと、すぐにそのジャンルの最高級プロ仕様のギアをすべて買い揃え、最後のディテールまで徹底的に調べ尽くさないと気が済まない。そういう人間なんです』

特にスポーツ心理学やメンタルマネジメントへの傾倒は尋常ではなく、コービー・ブライアントの『マムバ・メンタリティ』や、ラグビー界の伝説ダン・カーターの『アーツ・オブ・ウィニング』、ティム・グローバーの『ウィニング』、デビッド・ゴギンズの『ネバー・フィニッシュド』といった自己啓発の名著を常にカバンに忍ばせています。彼は『ロッカールームに選手たちのための読書クラブを立ち上げて、みんなで心理学の本を討論したい』と大真面目に計画しています。

さらに、筋肉を肥大させるだけの強度の高いウエイトトレーニングは、柔軟性を損ないケガのリスクを上げるとして完全に拒否。ヨガや柔軟、瞑想、精神統一を重視した独自のコンディショニングを行っています。インタビューでも、『メディアのPR担当者が作ったような、ロボットみたいな無難な回答をするフットボラーは大嫌いだ。僕たちは人間だし、自分の言葉で本音を語るべきだ』と語る、現代のフットボール界において極めて異色な輝きを放つ知的オタクの姿がそこにあります。 (via SPORT)