フアン・イグレシアスのセビージャ移籍とヘタフェでの足跡
ヘタフェを契約満了で退団したフアン・イグレシアスがフリーでセビージャFCへ移籍し、プレシーズンマッチのフベントゥド・トレモリーノス戦ですでに新天地デビューを果たしました。デビュー戦の後半から出場した彼は、ピッチに入ってすぐにキャプテンマークを巻くという異例の出来事もありました。
UDログロニェスやレアル・バリャドリードの下部組織を経た後、ヘタフェBチームで育成の仕上げを行った彼は現在27歳。トップチームでの5シーズンにおいて、怪我や出場停止で1試合も欠場しないという驚異的なフィジカルと記録を残しました。2025/26シーズンはリーグ戦38試合中37試合と国王杯1試合に、2024/25シーズンはリーグ戦38試合中37試合と国王杯5試合に出場。それ以前のシーズン(26試合、35試合、22試合)もコンスタントに出場を重ねていました。
彼はホセ・ボルダラス監督の兵士の象徴であり、監督の万能ツールとして、右ウイングバック、左サイド、5バックや4バックのディフェンスライン、センターバック、ウイング、時にはセンターハーフまで、あらゆるポジションで義務を果たしてきました。彼自身もヘタフェ時代に『若手にはどこでもプレーできることが一番重要だと言っている』と語っています。
通信社のレポートでも彼の価値は高く評価されていました。
『専門化が進む現代サッカーにおいて、フアン・イグレシアスは役に立つ選手という古い姿を復権させている。ヘタフェのようなクラブにとって、彼は贅沢品に最も近い存在だ。どこに置いても義務を果たす、ボルダラスの万能ツールだ。もし監督だけの判断で決まるなら、とっくに契約延長にサインしていただろう。1部リーグで実績があり、何より6月30日以降フリーになる。財政難の時代には、安くて質の高い選手を獲得することが教義となる』
ボルダラス監督も今年2月、彼のフリーでの退団の噂が出た際に以下のように最大級の賛辞を贈っていました。
『フアン・イグレシアスは素晴らしいチームプレイヤーで、とてつもないプロフェッショナルだ。多くのポジションでプレーしてきたし、明日フォワードで起用したとしても間違いなく上手くやるだろう。常に及第点以上の働きを見せる、信じられないような選手だ。彼には特別な思い入れがある。素晴らしい選手だからこそ、ヘタフェが彼を正当に評価してくれることを願っているよ』
ヘタフェでの5年間で培われた静かなリーダーシップ、チームへの献身性、そしてピッチ上でのキャラクターは、新天地セビージャのルイス・ガルシア・プラサ監督からも高く評価されています。
(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)