フェルミンの奇跡的完全復活とラミン・ヤマルの秘められた家族への愛
バルサの攻撃陣を眩しく牽引するフェルミン・ロペスとラミン・ヤマル。この若き二人の活躍の裏には、それぞれ強い絆と復活へのストーリーがありました。
フェルミンは昨季の5月、リーグ優勝が決まった後のベティス戦で右足第5中足骨を骨折。このケインが原因で今夏のワールドカップ欠場を余儀なくされるという、非常に苦しい夏を過ごしました。しかし、リハビリを経てハンジ・フリック新監督のもとでプレシーズンを完全に過ごし、8月8日のウディネでの親善試合で復帰してからは、驚異的な活躍を続けています。バレンシア戦では1ゴール2アシストの圧巻のパフォーマンスで公式MVPに選出。フリック監督もフェルミンをこう絶賛しています。
『エネルギーとインテンシティにあふれている。エリア付近で常に危険。ボールを持たない時も素晴らしいプレスをかける。時々ミスはあるが、非常に若く、素晴らしい仕事をしている』
一方、この試合で2ゴールを挙げたラミン・ヤマルは、最初の得点後に「親指をしゃぶる」という謎めいたゴールセレブレーションを行いました。この祝福の理由について、ラミンの母親であるシェイラ・エバナがInstagramで次のようにその真相を公開しました。
『おめでとう、私のもう一つの愛する人! ああ、時間が経つのは本当に早いわね。愛しているわ、私の小さな大切な人!』
この日(9月6日)、ラミンの年の離れた愛弟であるケインがちょうど4歳の誕生日を迎えたため、弟に捧げる誕生日プレゼントとしてのメッセージだったのです。
さらに、ラミンの幼馴染であるソハイブ氏がテレビ番組に生出演し、彼の素顔を明かしました。
『彼がその気になれば世界一の選手になれる、と伝えてある。彼はそれを自覚しなければならない。彼は昔と全く変わらず、謙虚で、近所の仲間のままだ』
ラミンがゴール後に描く故郷ロカフォンダの郵便番号の末尾3桁を示す「304」のハンドサインについても、ソハイブ氏は誕生秘話を語っています。
『ユース時代のコパ・デル・レイの時、彼が地元をレプリゼントしたいと悩んでいたから、僕が304のポーズを提案したんだ。それが彼にとても似合っていたから、今でも使い続けているんだよ』(via SPORT)