主力3人がまさかの0分出場…久保建英・オスカルソン・バレンネチェアが直面する激しい定位置争い

エルチェ戦で大きな話題となったのは控え組の躍動だけではない。今シーズン最も大きな価値と実績を誇る主力アタッカー3人が、揃って1分もピッチに立つことなく試合を終えるという、今季初の異例の事態が発生した。

ベンチで90分間を見守ることになったのは、久保建英、オルリ・オスカルソン、そしてアンデル・バレンネチェアの3名である。

特に久保建英の状況は、現在のレアル・ソシエダにおける攻撃陣の激しいポジション争いを象徴している。久保は開幕からの4試合中3試合で先発出場を果たし、欠場したのはエスパニョール戦のみと、攻撃の中心として絶大な存在感を示してきた。しかし今回、同ポジションで圧巻の活躍を見せたオチエンの台頭により、久保が1対1における本来のキレや打開力を速やかに取り戻さなければ、絶対的なレギュラーの座を失いかねない厳しい局面に立たされている。

同様に、エスパニョール戦とセルタ戦で2試合連続スタメンを務め、開幕から全4試合でプレイしていたフォワードのオスカルソンや、開幕からの全試合に出場しうち3試合で先発していたバレンネチェアにとっても過酷な夜となった。試合途中にジョン・マルティンが退場処分を受けたことで戦術的修正を余儀なくされ、ゲデスの先発起用に加えてマルチャルが優先して投入されたことも彼らの出場機会を阻む要因となった。

実力者であっても実績にあぐらをかくことは許されず、全員に均等にチャンスと試練が与えられるマタラッツォ体制の厳格なスタンスが改めて浮き彫りとなっている。(via Mundo Deportivo)