カンテラの至宝カルロス・アルバレスの去就問題
⚽ レバントの攻撃を牽引する23歳の若き才能、カルロス・アルバレスを巡り、ピッチ外で極めて緊迫した駆け引きが展開されています。アルバレスとクラブの現行契約は2027年までとなっており、契約満了まで残り1年を切ろうとしています。
クラブ側は長年にわたりチームの象徴として彼を留めるべく、粘り強く契約更新(延長)の交渉を進めてきましたが、現時点において合意には達しておらず、交渉は完全に停滞しています。もし今後6ヶ月以内、すなわち来年1月の冬の移籍市場が開くまでに契約更新が合意に至らなければ、アルバレスはルール上、他クラブとフリー移籍に向けた事前交渉を自由に行う権利を得ることになります。
クラブにとって、この至宝を移籍金なしのフリーで失うことは何としても避けなければならない最悪のシナリオです。過去にはポルトガルの名門ベンフィカから届いた2000万ユーロという巨額の獲得オファーを断固として拒否した実績を持ちますが、現在の切迫した契約状況を背景に、フリーでの退団を恐れるクラブは、今夏の移籍市場の最終盤において、売却要求額をかつてより大幅に引き下げる現実的な判断を迫られています。
この状況にいち早く目を付け、獲得へ向けてポジションを固めているのが、彼の古巣であるセビージャFCです。セビージャはかつてアルバレスをレバンテへ完全移籍(フリー移籍)で放出した際、将来他クラブへ移籍した際の転売権を保持していました。当初は40%の取り分を確保していましたが、その後の契約調整により現在は30%に低下しています。それでもなお、セビージャにとっては極めて有利な条件です。なぜなら、セビージャが自ら彼を買い戻す場合、この30%の権利が適用されるため、レバンテに対して支払う実質的な移籍金を大幅に安く抑えることができるからです。
セビージャのスポーツディレクションは、レバンテが今夏の資金確保のために要求額を妥協することを見越しており、最終的に1000万ユーロを下回る価格でこの天才ゲームメーカーを電撃的に買い戻すプランを極めて真剣に進めています。(via Estadio Deportivo)