歴史的和解と売却の舞台裏

ピッチ外では、クラブの未来を揺るがす象徴的かつ歴史的なシーンがピスフアンのVIPエリア前で目撃されました。長年にわたりセビージャの株式や経営権を巡って猛烈な法廷闘争や言論戦を繰り広げてきた前会長のホセ・マリア・デル・ニド・ベナベンテ氏と、現理事会の秘書でありクラブの顧問弁護士を務めるアルベルト・ペレス=ソラーノ氏が遭遇。なんと笑顔で固い握手を交わし、温かい抱擁を交わしたのです。

かつては顔を合わせれば訴訟沙汰かと囁かれた両者のこの劇的な和解シーンは、クラブ売却に向けた「全株主グループの結束」を象徴するものとして現地で大きな話題となっています。

現在、チームの好調も手伝って経営陣と前会長派の間の緊張感は一気に和らいでおり、デル・ニド・ベナベンテ氏が自らの保有株をクラブの全株一括売却パッケージに預けることで合意。全オーナー家が一体となってより高値でのクラブ株式売却を目指す平和的な体制が確立されたことが、この一枚の抱擁写真によって裏付けられました。(via ElDesmarque)