新規則「ヴィニシウス・ルール」がW杯で歴史上初めて適用される

パラグアイ対トルコの試合の前半ロスタイム(45+3分)、サッカーの歴史上初めて「ヴィニシウス・ルール」が適用され、パラグアイのミゲル・アルミロンが一発退場となりました。🟥 アルミロンは小競り合いの中で、トルコのメルト・ミュルドゥルに対して手やシャツで口を隠しながら何かを語りかけました。カタール人のVAR担当ハミス・アル・マリからの助言を受けたエルサルバドル人のイバン・バルトン主審がモニターで映像を確認し、レッドカードを提示しました。

このルールは、チャンピオンズリーグのベンフィカ対レアル・マドリード戦で発生した「ジャンルカ・プレスティアンニ事件」をきっかけに、FIFAの勧告を受けてIFAB(国際サッカー評議会)が今年4月に全会一致で導入したものです。当時の試合でプレスティアンニがヴィニシウスに対してシャツで口を隠しながら言葉を放ち、ヴィニシウスは人種差別を受けたと主張しました。プレスティアンニ側は『ホモ野郎』と呼んだと弁明しましたが、口の動きが読めず証拠不十分となったものの、UEFAは同性愛嫌悪の侮辱としてプレスティアンニに6試合の出場停止処分(うち3試合は執行猶予付き、1試合はすでに消化済み)を科していました。

この騒動を受け、新たな規則では「相手選手、審判、またはコーチングスタッフとの対立時に、意図的に口を覆って発言内容を隠す行為は、後で内容が証明できるかどうかにかかわらず、審判またはVARによって発見された場合に一発退場となる」と定められていました。人種差別や暴言をカメラや読唇術から隠す行為を根絶するためのこの厳格なルールが、今大会で早くも実行に移された形です。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

B・シウバ、コナテ、ククレジャなど超大型補強が正式決定

レアル・マドリードは来季に向けた超大型補強を続々と公式発表しています。🔥 まず、マンチェスター・シティで9シーズンを過ごし、モナコやベンフィカでも活躍したポルトガル代表MFのベルナルド・シウバ(31歳)が完全移籍で加入しました。契約期間は2028年6月30日までの2年間となります。シウバは新たな挑戦を求めており、ポルトガル代表としてのW杯での戦いが終わり次第スペインへ渡り、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーすることになります。

また、ディフェンス陣の強化としてリバプールからフランス代表CBのイブラヒマ・コナテ(27歳)を完全移籍で獲得しました。リバプールで5シーズンを過ごし183試合に出場した実績を持つコナテは、2030年6月30日までの4年契約を結んでいます。

さらに、チェルシーからスペイン代表左サイドバックのマルク・ククレジャ(27歳)を獲得しました。移籍金は5000万ユーロを大きく超える額となっています。ククレジャはバルセロナのカンテラ出身(さらにそれ以前はエスパニョールのカンテラに6年在籍)であるため、この移籍に対して一部のバルセロナファンから『白いネズミ野郎』などの辛辣な批判や怪我を願うような心無い声が上がっていますが、ヘタフェやブライトン、チェルシー、そしてスペイン代表として這い上がってきた彼の軌跡とプロとしての決断を称賛し、不当な憎悪を非難する論調も展開されています。

既存戦力では、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(33歳)との契約延長も合意に達しました。2022年に加入しこれまで182試合に出場してきたリュディガーは、2027年6月30日まで1年間契約を延長し、マドリードで5シーズン目を迎えることになります。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)