[元FCバルセロナ / レアル・マドリード] ネイマールが「ヴィニシウス法」適用により口元を隠した挑発でハーフタイム中に一発退場
古巣サントスに復帰した元FCバルセロナのネイマールが、バイーア戦で前代未聞のトラブルを起こし一発退場処分となりました。しかもその退場理由となったのが、レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールをきっかけにFIFAが導入した通称『ヴィニシウス法』の適用によるものだったことで、サッカー界に大きな衝撃が走っています。
事件が発生したのは、バイーア戦のハーフタイム直前および後半開始前のタイミングでした。前半からネイマールとバイーアのMFロドリゴ・ネストールはピッチ上で激しい口論を繰り広げており、前半終了の笛が鳴った後、和解のために手を差し伸べたネストールに対してネイマールが体にボールを投げつけるなど険悪なムードが続いていました。
事態が急転したのは、後半の時計が動き出す直前。ピッチ上で再びネストールと言い争いになったネイマールは、「自分の手で口元を覆いながら」相手に対して挑発的な言葉を浴びせました。これに気づいたネストールが即座に審判へ猛抗議。VARの介入により主審がモニターで映像を確認した結果、まだボールが動いていないにもかかわらずネイマールに直接レッドカードが提示されました。
この処分に適用されたのが、FIFAが新設した通称『ヴィニシウス法(Ley Prestianni / Ley Vinicius)』です。これはチャンピオンズリーグのベンフィカ戦において、プレスティアンニがレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールに対して人種差別的な暴言を吐いた疑惑が生じた際、口元を隠していたため映像での立証が困難だった事件を受けて制定されたルールです。口元を隠して相手を侮辱・挑発する行為そのものを禁止とし、プレー停止中であっても即座に退場処分が下される厳罰規定となっています。
ハーフタイム中の取材に対し、ネイマールから暴言を受けたネストールは怒りを露わにしました。
『両親から素晴らしい教育を受けて育ちましたし、自分がどこから来たのかをよく分かっています。イタケラで生まれ、ここまでたどり着くのは本当に大変でした。バイーアのユニフォームを着ていることを誇りに思っています。彼(ネイマール)は自分が私に何を言ったのか分かっているはずです。私に対しても、バイーアのユニフォームに対しても、まったくリスペクトがありませんでした』
さらにネストールは『選手としては世界中の誰もが認めるアイドルですが、今日の彼の言葉遣いは人として完全に失格です。あんな行動は絶対にすべきではありません。子どもたちも見ている前で、彼が私に言った酷い内容をここで口にすることすらできません』と語り、レジェンドの愚行を厳しく批判しました。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のピッチ外ニュースでは、クラシコ直前の緊迫感と熱気が際立つトピックが揃いました。ラミン・ヤマルのパートナーであるイネス・ガルシアが明かしたスター選手を支える苦悩やプライベートの素顔、名物コメンテーターのクリストバル・ソリアによるクルトゥワへの容赦ない煽りパフォーマンスなど、決戦を前にした心理戦が多角的に展開されています。さらに、バロンドール授賞式を目前に控えた伝統のトロフィー製作秘話や、元バルサのネイマールが「ヴィニシウス法」によって退場処分を受けるというショッキングな出来事まで、ピッチの外側で起きている多彩なドラマが浮き彫りとなりました。