シメオネ監督が明かすシュトゥットガルト警戒論と『リアクション』の重要性
公式戦6連勝と破竹の勢いを続けるアトレティコ・マドリードですが、敵地ドイツに乗り込んだディエゴ・シメオネ監督は、いささかの慢心も見せることなく極めて引き締まった表情で前日記者会見に臨みました。指揮官は過去のデータや周囲からの絶賛の声を一蹴し、目の前の試合だけに集中する厳格な姿勢を打ち出しています。精神的柱であるCutiロメロとコケを欠く危機的状況下で、チームの団結力を再確認しています。🧠
記者会見の冒頭、直近の好調ぶりについて問われたシメオネ監督は『これまでに起きた過去のデータや出来事はすべて忘れた。なぜなら、それらはもう未来の試合には一切カウントされないからだ。メディアやファンは火曜日の試合で我々が何を見せるかによってのみ評価を下すのであり、これまでの称賛など一瞬で忘れ去られるだろう。目の前の試合だけに集中する』と語り、過去の勝利に浸ることを厳しく戒めました。今季CLで2連勝中と好スタートを切っているシュトゥットガルトに対しては『シュトゥットガルトはフィジカルが非常に強く、自陣深くでの強力なマンツーマン・ハイプレスを愚直に行う明確なコンセプトを持っている。守備時には非常に低くコンパクトにブロックを形成するタフなチームだ』と分析し、一筋縄ではいかない相手であることを強調しました。💬
試合中に起こり得る困難やミスへの対処法について、指揮官は次のように持論を展開しました。『ピッチ上で困難な時間帯やエラーが発生するのは避けられないことだ。本当に重要なのは、トラブルが起きた時にチームとしてどのようにリアクションできるかである。我々はあらゆるアクシデントに対して最善の形でリアクションし、チームのベストを引き出すプロセスの中にいる』と語り、メンタル面での対応力を求めました。また、主将コケの不在やCutiロメロの欠場に関しても『Cutiの重要性は誰もが知っているが、過去15年間我々が守り続けてきた哲学は変わらない。チームという集合体こそが個々の選手を輝かせるのであり、個よりもチームが常に優先される』と力説しました。メンバー運用については『90分、60分、あるいは20分の出場であろうと私にとっては関係ない。重要なのはピッチに立つ選手がチームの戦術と役割をどれだけ正しく解釈できるかだ。途中交代で入る選手たちが素晴らしい仕事をしてくれている』と述べ、ベンチメンバーを含めた全員の貢献を称えました。🌟
アトレティコは今季ラ・リーガにおいて、ソシエダ、アラベス、エスパニョールといったアウェイ戦で着実に勝利を積み重ね、敵地での鬼門を払拭しつつあります。しかし、昨季CLでベスト4まで勝ち進んだ際も、欧州のアウェイ戦で挙げた白星はわずか2勝にとどまっていました。チャンピオンズリーグの『トップ8』に直接生き残るためには、敵地での勝利が不可欠となります。64年前の1962年にクラブ史上初の欧州タイトル(カップウィナーズカップ)を掲げた縁深いシュトゥットガルトの地で、シメオネ軍団がクラブの新たな歴史を刻めるか期待が高まります。(via SPORT)