アトレティコ・マドリード

サン・マメスでのビルバオ戦に向け、ディエゴ・シメオネ監督は驚きのスクワッドリストと極めて特異な戦術で挑む構えを見せています。まずチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストAにおいて、他クラブへの移籍濃厚とされリーグ戦で招集外が続いていたメキシコ人MFオベド・バルガス(Obed Vargas)や、カンテラーノのアルナウ・ソラ(Arnau Solà)を電撃登録するサプライズを敢行しました。しかし、リーグ戦のピッチにおいて最も注目されるのは、前節セビージャ戦(3-1勝利)で機能した「ワントップなし(ゼロトップ)」の継続です。(via Mundo Deportivo)

アレクサンダー・セルロートの筋肉系の負傷離脱、さらにオベド・バルガスの招集外に伴い、シメオネはアレックス・バエナとイ・ガンインの2枚を最前線に並べる4-2-3-1の変則システムを採用する見込み。特に、グリーズマンの後継者としての期待を一身に背負う「10番」アレックス・バエナ(Alex Baena)は、今季3試合で3ゴール1アシストと爆発的なキックオフを見せており、元エースのグリーズマン本人からの『アトレティコでの初期の難しさを乗り越えるためのアドバイス』が大きな糧になったと語っています。また、バルサへの移籍熱望から最終的に残留へと落ち着いたフリアン・アルバレス(Julián Álvarez)は、かつてゴールを決めた特別な地であるサン・マメスでの先発出場による「ファンの信頼回復(贖罪)」に飢えており、シメオネ監督も『批判を止め、純粋な学びのプロセスとして彼を温かく迎えるべきだ』と擁護の声を挙げています。ピッチ外では、CEOミゲル・アンヘル・ヒル・マリンがスポンサー契約を結ぶルワンダの伝統的なゴリラ命名式(Kwita Izina)に出席し、伝統衣装姿の英語スピーチで、赤ちゃんゴリラに『インケラ(Inkera)』と命名して話題を呼んでいます。(via MARCA / Mundo Deportivo)

レアル・ソシエダ

アウェイでのセルタ・デ・ヴィーゴ戦を0-0の引き分けで終えたチームは、公式戦実質5ヶ月(12試合)ぶりとなる、待望のクリーンシート(無失点)を達成しました。前回失点ゼロに抑えたのは4月4日のレバンテ戦(2-0)にまで遡り、昨季ワーストの61失点を喫した守備陣にとって、この結果は極めて大きな意義を持ちます。ペレグリーノ・マタラッツォ監督は『守備の改善に注力してきた成果だが、本当は4-3で勝ちたかった。失点についての周りの雑音を黙らせるには良い結果だが、ポゼッションを大事にし、より深く、ダイナミックに相手ラインを割る攻撃のクオリティを忘れてはならない。選手たちにはもっとピッチで自由に、深くプレーしてほしい』と語り、守備構築に伴う攻撃の停滞に強い危機感を示しました。(via NoticiasDeGipuzkoa / DiarioVasco)

この記念すべき夜、守護神アレックス・レミロはラ・リーガ通算250試合目の節目を飾り、終盤に放たれたイアゴ・アスパスの決定的なシュートを文字通り神がかったセーブで防いで記録を祝福しました。今夏の移籍市場では、ママドゥ・サール(Mamadou Sarr)やヘクター・フォルトを補強したものの、最終日には Cruzeiro のジョナタン・ジェズスやナイフ・アゲルドの獲得に失敗するなど、DF陣の刷新は志半ばに終わっています。さらに、2004年以来、初めて「夏の移籍市場で新しいストライカーを一人も獲得しなかった」という極めて特異な決断を下しました。しかしその一方で、ヤンヘル・エレーラや絶対的エース久保建英(タケフサ・クボ)に対して届いた他クラブからの巨額オファーをクラブは頑なに拒否。11人のスタメン主力陣の売却を誰一人として許さないという異例の流出阻止を貫きました。月曜日のエルチェ戦では、キャプテンのミケル・オヤルサバル(Mikel Oyarzabal)が出場すれば公式戦通算442試合を数え、クラブレジェンドであるイナシオ・コルタバリアの記録に並んでクラブ歴代9位タイに浮上する歴史的金字塔が迫っています。(via NoticiasDeGipuzkoa / DiarioVasco / MARCA)