ヴィニシウスの契約延長問題とアーセナルの強襲

ヤン・ディオマンデの加入が秒読みとなる中、弾き出される可能性があるのがヴィニシウスだ。彼の契約は2027年6月30日までとなっているが、契約延長交渉は完全に暗礁に乗り上げている。シャビ・アロンソ前監督との対立以降、交渉はストップしたままだ。

経済的な溝は深く、ヴィニシウス側は契約延長の条件として、キリアン・エムバペと同等の年俸(約3000万ユーロ)と、ロイヤリティボーナス1500万ユーロを要求している。26歳を迎えた彼は今が大型契約を結ぶ理想的な時期だと考えているが、フロレンティーノ・ペレス会長はこの要求に完全にうんざりしている。昨シーズンのバロンドールはロドリが受賞したが、チャンピオンズリーグ優勝に貢献したヴィニシウスこそがふさわしいと多くの支持を集めており、今大会のワールドカップでもブラジル代表はベスト16で敗退したものの、彼は4ゴールを挙げる活躍を見せた。しかし、クラブ側はエムバペ加入以降の彼のパフォーマンスに疑問を抱いている。

この状況を虎視眈々と狙っているのがアーセナルだ。ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、フリアン・アルバレスにも関心を示しているが、ヴィニシウス獲得のために1億6000万ユーロという巨額のオファーを準備し、プレッシャーをかけている。マドリード側は、来週予定されているRoc Nation(ヴィニシウスとディオマンデのエージェンシー)との会談で最終的な決断を下す方針であり、契約延長に応じなければ今夏中の売却も辞さない構えだ。

ただし、モウリーニョ監督はヴィニシウスの残留を強く熱望しており、クラブ幹部に対して「いかなるスター選手も放出しないでほしい」と明確に伝えている。ディオマンデは左右どちらのウイングでもプレー可能だが、すでにエムバペとヴィニシウスが衝突している左サイドのポジション争いは、さらにカオスな状況となる。 (via SPORT) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)