フェリックス・コレイアへの疑問視に恩師が反論
夏の移籍市場最終日に加入したポルトガル人アタッカー、フェリックス・コレイア。前々節のエスパニョール戦ではアルーナ・サンガンテの一発退場というアクシデントによりデビューがおあずけとなっていたが、前節のバレンシア戦で待望の先発デビューを果たした。しかし、試合開始からの約30分間は緊張からか判断の遅れやパスミス、ボールロストが目立ち、本拠地ピスフアンのサポーターの間ではそのパフォーマンスに対して早くも懸念や厳しい声が上がっていた。
しかし、こうした周囲の懐疑的な見方を一蹴し、リスボン出身のアタッカーを力強く擁護する声が届いた。ポルトガル1部ジル・ヴィセンテ時代にコレイアを指導し、彼のベストパフォーマンスを引き出した恩師トゼ・マレコ監督が取材に応じ、セビージャのファンに向けて落ち着いて見守るよう呼びかけた。
マレコ監督は『セビージャが素晴らしい選手を獲得したことに疑いの余地はありません。彼はポルトガルで私たちが言うところの「1対1」に非常に長けたアタッカーであり、試合の戦術的側面を深く理解しています。いつ内側に切れ込むべきか、いつタッチライン際まで幅を取るべきかを的確に判断し、攻撃で危険を生み出すための正しい選択ができる選手です』と熱弁。さらに『一瞬の加速力はシンプルですが、極めて効果的です』と彼のドリブル能力を高く評価した。
さらに、マレコ監督はガルシア・プラサ監督がウイングの選手に最も強く求める要素である「守備への献身性」についても強調した。『彼には非常に強い気性と精神力があり、それは守備面でのハードワークに明確に表れています。チームが守備ブロックを形成する際、いつでも味方を助ける準備ができています』と語り、攻守両面でタフに戦える現代型ウイングであることを証言した。
マレコ監督は最後に『セビージャのサポーターの皆さんは、ジョアン・フェリックスの加入に大きな希望を抱くべきです。なぜならセビージャは良い意味で全く異なる質の高い選手を手に入れたからです。お互いにとって完璧なタイミングで実現した移籍であり、セビージャは素晴らしい補強に成功し、ジョアン・フェリックスにとってもキャリアの次なるステップへ進むための理想的なクラブです』と太鼓判を押した。デビュー戦の苦い立ち上がりを乗り越え、コレイアがその真価を発揮する日は近いと見られている。
(via Estadio Deportivo)