セルタ 対 ユベントス
UEFAヨーロッパリーグ / Estadio Abanca-Balaídos / 2026年10月16日(金)
試合サマリーと得点経過
UEFAヨーロッパリーグ(UEL)フェーズ・リーグ第2節、エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードスにイタリアの強豪ユベントスを迎えたセルタ・デ・ヴィーゴの一戦は、ホームのセルタが先制しながらも後半に逆転を許し、1-2で敗れる残酷な結末となった。観客数21,805人が詰めかけた超満員のバライードスで、主審サンダー・ファン・デル・エイクのもと開催された。
試合は26年ぶりの欧州の舞台での再会にふさわしく、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。セルタは組織的なハイプレスと素早いポゼッションの変化でユベントスに対抗し、18分に見事な崩しからウーゴ・アルバレスが先制点を奪った。しかし後半に入ると、アウェイのユベントスが強度を増して前線への圧力を強化。セルタ守備陣の隙を見逃さず58分にニック・ヴォルテマーデが同点ゴールを奪うと、試合終了間際の92分にランダル・コロ・ムアニが頭で押し込み、ユベントスが劇的な逆転勝利を収めた。
【得点経過と各ゴールシーンの詳細】
- 1-0(18分:ウーゴ・アルバレス / セルタ)右サイドからのビルドアップでセルヒオ・カレイラとフェラン・ジュグラが起点となりボールを前進。ハビ・ルエダを経由してペナルティエリア内に侵入したウィリオット・スウェドベリへ渡ると、スウェドベリが相手DFを引きつけながら絶妙なラストパスを中央へ送る。これに走り込んだウーゴ・アルバレスが冷静にゴールへ流し込み、先制ゴールを決めた。
- 1-1(58分:ニック・ヴォルテマーデ / ユベントス)ユベントスが押し込む展開の中、セルタのDFマルコス・アロンソが自陣エリア内で胸トラップの目測を誤る深刻な処理ミスを犯し、ボールを無防備にエリア内へこぼしてしまう。このこぼれ球に素早く反応したユベントスのFWニック・ヴォルテマーデが、寄せてくるDFに隙を与えず右足で素早く仕留めて試合を振り出しに戻した。
- 1-2(92分:ランダル・コロ・ムアニ / ユベントス)アディショナルタイムの92分、ユベントスのアンドレア・カンビアーゾが左サイド深くから鋭いクロスを供給。セルタのマルコス・アロンソがファーサイドでポジショニングを崩してマークを外し、フリーとなった途中出場のFWランダル・コロ・ムアニが至近距離から頭で叩き込んでネットを揺らし、勝ち越し点を奪った。
両チームのスタメンと交代
ホーム: セルタ・デ・ヴィーゴ(3-4-3)
- GK: イオヌツ・ラドゥ
- DF: ハビ・ロドリゲス、ジョエル・ラーゴ、マルコス・アロンソ
- MF: ハビ・ルエダ、アレイシ・フェバス、イライシュ・モリバ、セルヒオ・カレイラ
- FW: ウィリオット・スウェドベリ、フェラン・ジュグラ、ウーゴ・アルバレス
主な交代:
- 61分: ウィリオット・スウェドベリ ➔ クハイブ・ドリオウエシュ
- 75分: フェラン・ジュグラ ➔ イアゴ・アスパス
- 75分: アレイシ・フェバス ➔ ウーゴ・ブルシオ
- 85分: ハビ・ルエダ ➔ アルバロ・ヌニェス
- 85分: ウーゴ・アルバレス ➔ ウーゴ・ゴンサレス
カード・アクシデント:
- 警告: ウィリオット・スウェドベリ(39分)、イライシュ・モリバ(84分)
アウェイ: ユベントス(3-4-2-1)
- GK: グリエルモ・ヴィカーリオ
- DF: ピエール・カルル、フェデリコ・ガッティ、ロイド・ケリー
- MF: アンドレア・カンビアーゾ、パペ・ダウダ・サール、トゥーン・コープマイネルス、ウェストン・マッケニー
- FW: フランシスコ・コンセイサン、ケリム・アライベゴヴィッチ、ニック・ヴォルテマーデ
主な交代:
- 64分: フランシスコ・コンセイサン ➔ ニコラス・ゴンサレス
- 64分: ケリム・アライベゴヴィッチ ➔ ランダル・コロ・ムアニ
- 70分: フェデリコ・ガッティ ➔ ブレメル
- 70分: ロイド・ケリー ➔ ジョン・ルクミ
- 82分: トゥーン・コープマイネルス ➔ ドウグラス・ルイス
カード・アクシデント:
- 警告: ロイド・ケリー(54分)、ジョン・ルクミ(72分)
戦術・采配のポイント
【両チームの陣形と狙い】クラウディオ・ヒラルデス監督率いるセルタは3-4-3の可変システムを採用し、ボール保持時には前線のフェラン・ジュグラのポストワークやハビ・ルエダの右サイドからのオーバーラップを軸に攻撃を組み立てた。非保持時にはブロックを敷いてスペースを消し、奪ってからの迅速なカウンターでユベントスの守備陣を脅かした。
一方、ルチアーノ・スパレッティ監督のユベントスは、前半こそポゼッション率で上回りながらもポゼッションが横回りとなり、決定打を欠いていた。しかし後半に入るとハイプレスを強め、物理的な強度でセルタを自陣へ押し込む作戦へシフトした。
【交代策と試合の変化】スパレッティ監督は後半64分に前線へニコラス・ゴンサレスとランダル・コロ・ムアニを同時に投入。この層の厚さ("fondo dearmario")を生かした交代策が劇的な変化をもたらした。ニコラス・ゴンサレスは右サイドからのカットインシュートでゴールを脅かし、コロ・ムアニはアディショナルタイムに頭で決勝点を決めて指揮官の采配に応えた。また、70分にブレメルとジョン・ルクミを投入してバックラインの防壁を補強したことも勝利へ繋がった。
ヒラルデス監督も運動量が低下した攻撃陣にクハイブ・ドリオウエシュや約1ヶ月ぶりの復帰となった主将イアゴ・アスパス、ウーゴ・ブルシオらを投じて局面打開を図った。イアゴ・アスパスの投入により攻撃のクオリティは高まり、ハビ・ルエダやイライシュ・モリバが惜しいチャンスを迎えたものの、終盤における守備陣の集中力欠如と個人のミスをカバーしきることはできなかった。
現地メディアの選手採点・評価比較
現地各紙の採点・評価では、試合を決定づけた守備陣のミスと、先制点を生み出した攻撃陣の閃きで対比が浮き彫りとなった。
- マルコス・アロンソ(セルタ・DF):現地メディアから最も厳しい酷評に晒された。`El Desmarque`は同点弾につながる失策と勝ち越し弾でのポジショニングの乱れを捉えて「大聖堂級の落第(suspenso catedralicio)」と断じ、「0点(10点満点中)」という極端な低採点をつけた。`MA RCA`も「百戦錬磨の経験にそぐわない初歩的なミス」と表現し、敗戦の主因として指摘している。
- ウーゴ・アルバレス(セルタ・FW):欧州初ゴールを決めた若きアタッカーは高く評価された。`El Desmarque`で「7点」を獲得し、チームの連携を高水準で完成させたフィニッシュワークが称賛された。
- フェラン・ジュグラ(セルタ・FW):`El Desmarque` で「7点」を獲得。`SPORT`は「ユベントス守備陣にとってライン間での真の悪夢(pesadilla)」と評し、ポストワークと泥臭いボール保持で攻撃の起点となり続けた働きを絶賛した。
- イライシュ・モリバ & ハビ・ロドリゲス(セルタ):`El Desmarque`でともに「7点」の高採点を記録。イライシュ・モリバの中盤での回収能力と力強いカバーリング、ハビ・ロドリゲスの果敢なインターセプトとデュエル勝利数が高く買われた。
- ニック・ヴォルテマーデ & ランダル・コロ・ムアニ(ユベントス・FW):`MARCA` や `Relevo`は、ワンチャンスを確実にゴールに結びつけるストライカーとしての「貪欲なゴールへの執念(voraz hambre de gol)」を評価。少ない好機を逃さない決定力がイタリアのメガクラブたる所以であるとまとめられている。
試合後の監督・選手コメント
セルタ監督 クラウディオ・ヒラルデス「欧州の戦いが非常に残酷な形で始まってしまった。前節(89分の失点)に続き、今日も92分に勝ち点が零れ落ちてしまった」と悔しさを口にしつつも、「チームの集中した戦いぶりやハイプレスには非常に満足している。ユベントスのような巨大なクラブを相手に対等に競り合い、ボールを支配する時間も作れた」と選手たちを称えた。「失点に直結するミスはサッカーの一部だ。だが我々は勇敢に立ち向かった。下を向かず日曜日(アルベス戦)に向けて立ち直る」と語り、Top24への勝ち残りについても「間違いなく次のステージへ進めると信じている」と力強く前を向いた。
セルタFW ウーゴ・アルバレス「素晴らしい試合を見せただけに、この結果は受け入れがたく本当に残酷だ」と無念を語った。先制点については「練習で何度も繰り返してきた得意の崩しの形。お膳立てしてくれたチームメイトに感謝したい」と振り返りつつ、「欧州選手権は甘くない。勝ち点3を積み重ねていかなければ勝ち残れないので、次節のセルティック・グラスゴー(セルティック戦)へ全力で挑む」と決意を新たにした。
セルタMF ハビ・ルエダ「自分たちが準備してきた通りのゲームプランを実行できたが、2つの局所的なミスが命取りになってしまった。個人としても決定機を決めきれなかったことを反省し、この悔しさを今後の糧にしなければならない」と悔しさを滲ませた。
ユベントス監督 ルチアーノ・スパレッティ試合前に「セルタは若く非常に優秀な監督のもと、ピッチ上で崩れない素晴らしいサッカーをする」と相手を警戒していた通り、敵地での苦しい展開をベンチメンバーのクオリティとワンチャンスを仕留める前線のタレント力で打破し、勝ち点3を持ち帰る結果となった。
見どころと対戦背景
欧州の夜が再びバライードスに帰ってきます。2026年10月15日、UEFAヨーロッパリーグのグループステージにおいて、セルタがイタリアの絶対的強豪ユベントスをホームに迎える一戦は、街全体を巻き込む熱狂に包まれています。クラブのマリアン・モウリーニョ会長が「バライードスで再びユベントスと戦えることに胸が躍る」と語る通り、スタジアムのチケットは既に完売(ソールドアウト)を記録しており、地元ガリシアのサポーターの期待は最高潮に達しています。
クラウディオ・ヒラルデス監督率いるセルタは、29日間で9試合という極限の過密日程の最中にあり、直前のラ・リーガ第8節エルチェ戦では激しい攻防の末に0-0で引き分けました。ヨーロッパリーグ開幕節のオモニア・ニコシア戦での黒星を経て、ホームでの初勝利を目指すチームにとって、このユベントス戦はシーズン前半戦の成否を占う大きなターニングポイントとなります。
対するイタリアの巨砲ユベントスは、ルチアーノ・スパッレッティ監督のもとで着実に復調傾向を見せています。ヨーロッパリーグ開幕戦ではNECを5-0で粉砕し、セリエAでもアタランタを2-0で下すなど強固な守備と圧倒的な決定力を発揮しています。フランシスコ・コンセイサンやブレーメル、さらには新星ケリム・アライベゴヴィッチといった多才な戦力を揃え、敵地バライードスに乗り込んできます。伝統と実績を誇るイタリアの貴婦人に対し、下部組織主体の若いエネルギーと情熱で挑むセルタがどのような戦いを見せるか、サッカーファン必見の至高のカードです。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
過密日程と代表ウィークによる影響で、両チームともに戦略的なメンバー編成が求められています。特にセルタは主要メディア(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の報道によると、守備陣と中盤に痛手となる離脱者を抱えています。
スウェーデン代表戦で太ももの半膜様筋を損傷したカール・スターフェルトは約6週間の長期離脱が確定しており、本戦も欠場します。また、膝の関節遊離体切除手術を受けた中盤のキーマンであるミゲル・ロマン、同じく膝の症状で離脱中のホネス・エル=アブデラウイ、足首を痛めているアンドレス・アンタニョンも不在となります。
一方で、頼もしい朗報もあります。右太ももの肉離れから復帰した象徴イアゴ・アスパスと、ウルグアイ代表から軽度の恥骨痛で早期離脱していたセバスティアン・カセレスが復帰を果たしました。代表戦で肩を痛めたルーマニア代表キーパーのイオヌツ・ラドゥもエルチェ戦でフル出場し、好セーブを連発して健全さをアピールしています。さらに、クラブとの契約を2030年まで延長した新進気鋭のディフェンダーであるハビ・ロドリゲスが守備陣の中核を担います。
MARCAやSPORT、Mundo Deportivoなどが伝える予想スタメンは以下の通りです。
セルタ(3-4-3)
- GK: イオヌツ・ラドゥ
- DF: ハビ・ロドリゲス、ヨエル・ラゴ、マルコス・アロンソ(またはセバスティアン・カセレス)
- MF: アルバロ・ヌニェス(またはハビ・ルエダ)、イライクス・モリバ、アレイシ・フェバス、セルヒオ・カレイラ(またはハビ・ガラン)
- FW: クハイブ・ドリオウエシュ、ボルハ・イグレシアス(またはフェラン・ジュグラ)、イアゴ・アスパス(またはウーゴ・アルバレス)
ユベントス(4-3-3)
- GK: ミケーレ・ディ・グレゴリオ(またはノベルト・ムラーラ・ネト)
- DF: ゼキ・チェリク、ブレーメル、ピエール・カルル、アンドレア・カンビアーゾ
- MF: ウェストン・マッケニー、トゥーン・コープマイネルス、ケリム・アライベゴヴィッチ
- FW: フランシスコ・コンセイサン、ケンナン・ユルディズ、ドゥシャン・ブラホヴィッチ
監督会見・注目選手コメント
決戦を前に、両チームの指揮官や選手、クラブ首脳陣からこの一戦に向けた熱いコメントが届いています。
マリアン・モウリーニョ(セルタ会長)「バライードスで再びユベントスを迎えることができるのは、クラブに関わるすべての人々にとって夢のような時間です。今季ヨーロッパの舞台で初めてホームで戦う試合でもあり、誰もが大きな情熱と期待を胸にこの日を待ち望んでいます。」
クラウディオ・ヒラルデス(セルタ監督)「連戦が続き、負傷者も出ている厳しい状況ではありますが、我々にはこの挑戦に立ち向かうにふさわしい素晴らしい戦力があります。徹底したターンオーバーと準備を行い、チーム全員でピッチ上で持てる力を出し切ります。」
イアゴ・アスパス(セルタ主将)「嘘はつきません。怪我をしてからずっと頭の中にあったのは、このユベントス戦のことでした。かつてユベントスがバライードスに来た時はスタンドから見ていましたが、今回は欧州の舞台でピッチに立ち、自らの足でチームの勝利に貢献したいと思っています。」
フェラン・ジュグラ(セルタFW)「ヨーロッパの大会で戦うことは、選手全員にとって特別なモチベーションになります。ユベントスという伝統あるクラブを相手に、自分たちのフットボールを見せて勝利を掴み取りたいです。」
ヨエル・ラゴ(セルタDF)「大舞台に向けてチーム全体の士気は非常に高まっています。素晴らしい相手ですが、僕たちは恐れることなく果敢に立ち向かい、勝ち点3を狙いに行きます。」
ルチアーノ・スパレッティの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: Gobbo Dal 2001 (YouTube)
ルチアーノ・スパレッティ
トゥットスポルト ロレンツォ記者数週間前に「強い選手たちのチームを指揮しており、彼らを強い運命へと導くために取り組んでいる」と仰っていましたが、ターンオーバーを行い新システムを試し、リーグ戦で出番の少なかった選手に自信を与えることができるこのような大会は、チームの起爆剤としてどれほど役立つでしょうか。また、この大会の本命であると感じており、優勝できると考えていますか?
あなたが挙げられた点はすべてもっともだと思います。この大会はチームへの理解を深める機会を与えてくれます。前回のスタメンから新しい選手を出さざるを得ない状況ですし、次の試合の2日前に一部の選手を休ませることも不可欠だからです。また、成長し、新たな知見を得て、チーム全体についてさらに深く取り組み、ヨーロッパのレベルで異なる道を歩むことに慣れるチャンスとなります。そこが基準となる以上、私たちは必然的にそこからクオリティや特徴を引き出さなければなりません。私たちはすべての試合に臨むのと同じ姿勢でこの試合に臨みます。このチームである以上、あらゆる状況に立ち向かって可能な限り高く、可能な限り遠くへ行かなければならず、そのことで何の問題も緊張も恐怖も生じません。しかし、このチャンピオンズリーグ級の大会には、出場権があってもおかしくなく、わずかの差で逃したようなチームが存在します。それらは明日の夜に対戦するチームのように、相応の陣容、ポテンシャル、スカッドを備えているチームです。ヒラルデス監督は非常に若い監督ですが――本当にとても若いので、彼の仕事ぶりは大いに称賛されるべきです――彼はピッチ上にクオリティと経験を持ち、攻守両局面で持ち味を発揮できるチームを送り出せることを証明しています。したがって、試合中に私たちが弱みを見せてしまうような瞬間を許す余地はありません。彼らは確実にそこを突いてくるからです。そして、あなたが仰ったように、私たちは高いレベルにいなければなりません。自分たちが何者であるか、クラブがどういう存在であるかという点からも、トップレベルのチームであることを求めなければならないのです。
メディア ファブリツィオ・フェレーロ記者今夜の試合を戦い、すぐに日曜にはラツィオとの重要な試合を控えている状況において、ターンオーバーを行い大幅な変更を加えることで解決できるでしょうか。それとも連戦であっても同じ選手たちを起用し続けるべきでしょうか。変更を加えることは不可欠でしょうか?
メンバーを変更することは不可欠です。私たちには強力なスカッドがあり、11人のレギュラーと控えという構成ではないからこそ、不可欠なのです。それに、ガッティを成長させなければなりません。彼はこれまでに与えられた短い出場時間の中でも見せてきたものからして、プレーするに値します。ニックのような選手も、ごく自然で普通のこととして明日の夜起用されるでしょう。時に私は、こうするのが正しい、チームに息をつかせるために必要なのだと言います。3連戦の1週間というだけでなく、他の過密日程も加わって最後まで戦い抜くわけですから、時々変更を加えなければどうやって最後までたどり着けるでしょうか? 筋肉にも疲労が蓄積し、頭にも蓄積し、試合が立て続けにやってきます。時々は休養も蓄積させなければなりません。そうでなければ難しくなってしまいます。
コリエレ・デラ・セラ シニョルティ記者先ほど細部が違いを生むと仰っていましたが、ユーヴェが改善すべき、あるいはより早く改善してほしい具体的な細部とは何でしょうか?
先ほど話したことにも少し通じますが、試合ですべてを変えうる決定的なチャンスが訪れたとき、私たちにはまだ十分な獰猛さがありません。そしてその瞬間が訪れたとき、私たちは躊躇してはなりません。その瞬間のための解決策を強く求めなければなりません。なぜなら、そうした瞬間にこそ多くの勝利を手にすることができるからであり、今の私たちはまだその状況にありません。まだ十分に貪欲になれていないのです。
ラ・スタンパ ファビオ・リーヴァ記者勝負の瞬間に獰猛で貪欲になるためには何が必要でしょうか。それは後から学んだりトレーニングで鍛えたりできるものですか? また、ここはビーゴですが、あらゆる逆境に立ち向かって結束し貪欲で獰猛な集団となった1982年のイタリア代表がチームのお手本になり得るでしょうか?
試合の翌日にはミーティングルームに集まり、何が起きたかを分析し、要点をまとめ、起きたことや私たちが達成したいことに見合った適切な話し合いを行い、準備を進めます。そして結果として、それは日々のトレーニングでも行われます。つまり、試合から見えてきたこと、試合が『ここを変える必要がある』と告げていることに基づいて、それらをトレーニングに落とし込みます。それらはすべて学びの助けとなり、その点に対する警鐘を鳴らすものとなります。試合がそう示し、私たちが話し合う内容がそう言っているからです。そして当然、選手たちも自分たちの印象を語る議論の場があります。私たちと同じように、誰もが全員からすべてを学ぶ姿勢を持たなければなりません。それこそが違いを生むからです。前にも言ったように、学ぶことをやめた者は同じことを繰り返すだけです。一方で、何かを付け加え、探求し、新しいものを開拓していく者は、その新しいものによって成長していきます。まさにそうして成長していくものだからです。
ガゼッタ・デロ・スポルト グリエルモ・ブッケリ記者誰もが認める実績と数々の輝かしい成功を収めてきた長いキャリアの中で、国際大会やカップ戦で最後まで勝ち残ることができていない点について、どれほど心残りがありますか?
ええ、それが恋しいですし、他にも足りないものがあります。だからこそ、私はまだ達成したいことがいくつかあります。なぜなら私はそういう人間だからです。私たちは今築き上げているものを守らなければなりませんし、選手たちを新しい状況に立ち向かわせなければなりません。私たちが身にまとう美しいユニフォームの重要性のため、そしてファンがこのクラブに抱く愛のためにも、私たちと同じ歴史を持つチームと渡り合う挑戦をしなければなりません。だからこそ、私はできる限り遠くまで進むために全力を尽くしますし、チームのインテンシティや実効性をすべて最終目標に向けられるよう努めます。なぜなら、私たちは正々堂々と手の内を明かしてプレーし、この大会の最後までたどり着くために勝利を目指して戦わなければならないからです。当然、混乱を招いてはなりませんが、使うべきものと、(疲労が蓄積してしまうため)脇に置いておくべきものを非常に明確にしなければなりません。この大会では疲労が蓄積しますから、私たちは疲労や結果から生じる影響をうまくマネジメントできなければなりません。
ラジオ・ライ クリスティアーノ・ピチネッリ記者カップ戦の文脈や欧州サッカーに適応するために、ユベントスが戦術的あるいは姿勢の面で大小何らかの調整を行うことは期待できますか?
それこそが変化であり、試合の中でそうした瞬間を見極められなければなりません。昨夜のチャンピオンズリーグでも見られましたが、バランスを保てなければ難しくなってしまいます。私たちは堅固なチームになる必要があります。勝ち進み、遠くまで行けるのは精神的に強いチームです。素晴らしいプレーや重要な時間帯があったとしても、その後に混乱したり、コンパクトでなくなったり、バラバラに間延びしたりする瞬間があれば、相手につけ入る隙を与えることになり、相手が巧みであれば確実に突いてきます。そうではなく、先ほど言ったように、きちんとしたソリッドなチームでいなければなりません。そうでなければ、少し隙を見せ、失点し、そこから挽回しなければならなくなり、試合の流れを見失って相手に突かれるスペースを与えてしまうことになります。したがって、私たちはチームの縦幅を広げずにコンパクトさを保ち、常に同じ意識でプレーを解釈できる、ますます堅固なチームになることを目指さなければなりません。私たちは守備ラインをハーフウェーラインに置き、前線から激しくプレスをかけにいきます。前線の選手たちがプレスを始めれば、後ろの選手たちも連動して支える態勢にあると理解し、チーム全体で一体となってそれを行います。これらはすべて試合の中で体感しなければならないことです。ピッチ上ではすべてが流動的でダイナミックに変化し、その瞬間に気づかなければならないため、机上や戦術ボードの上だけで解決できるものではありません。ですから、チームのこの連係や繋がりは常に高いレベルに保たれなければならない、ということです。
明日の試合において、ヴォルパトはセンターフォワードとしてプレーできますか? それともボックスの外に置く方がよいでしょうか?
私の見解では、彼はビルドアップに絡む傾向を持ったセンターフォワードとしてプレーできると思います。引いて受けることで、ファイナルサードや中盤で数的優位を作り出せます。そして後方からサポートに入り、フィニッシュに向かいます。一度引くことでスペースを作り出し、プレーの展開に合わせて、彼が必要とされる瞬間に再びそのスペースをアタックしにいけるからです。
コリエレ・デロ・スポルト パダニア記者コンパクトさと堅固さを追求する中で、ここ数週間、あるいは同じ試合の中でも変更を加えてきましたが、明日は3バックで始めますか、それとも4バックに戻しますか? また、カリアリ戦のレッドカードによりあなたとピサの両者に下されたスポーツ裁判所の出場停止処分についてコメントはありますか?
彼らは先ほども言ったように攻守両局面で組織化されたチームであり、激しくプレスをかけようとすれば、基準点を持ち、相手をマークすることを余儀なくされます。したがって、彼らが3-4-2-1や3-4-3を巧みにこなすのは明らかであり、私たちも時としてその形になるでしょう。先ほど言ったように2つの局面があります。相手がボールを持っている局面では、相手の特徴を把握した上で、私たちはある特定の対応を強いられます。私たちがボールを持っているときは、即興性を取り入れ、相手に簡単に読まれないように基準点を曖昧にし、相手にサプライズを与えようと試みます。しかし、彼らは経験豊富なチームですから、試合を通じて一貫性と継続性を持つ必要があります。裁定については、彼らがそう決定したのですから受け入れますし、彼らの解釈がそうだったのなら結構ですが、私たちは特別なことは何もしていません。私は適切なことを言っただけで、何もしていません。『ビンタするぞ』と言ったなどという話は全くの虚偽です。つまり、私が『ビンタしてやる』と言ったなどと言う者は嘘を、大嘘をついています。そのようなことは起きていません。すべては非常に単純なことです。実際、この2、3日私をそのような状況に置いてくれたことに感謝しているくらいです。私はこういう状況でこそ力を発揮するからです。戦闘モードの合図が鳴れば、私は戦闘モードに入ります。昔からずっとそうですし、チームに実効性とインテンシティをもたらすためにそれが必要です。今のチームにはそれが欠けているように思えますし、チームもそれに応えなければなりません。私たちが共に歩む物語に対してリスペクトを要求しなければならないのです。したがって、私がベンチにいなくても、チームはピッチ上でどう振る舞うべきかを分かっています。試合の展開を熟知している選手たちがいますし、私のスタッフも重要なリーグで監督を務めてきた経験があり、完全に私と同じレベルにあります。試合中も、実際彼らが私のところに来て何を言うべきか提案してくれることも多いので、間違いなく私よりうまくやってくれるはずです。
スカイ・スポーツ リッカルド・ジェンティーレ記者昨夜のチャンピオンズリーグにおけるインテルとナポリの2つの敗戦はイタリアサッカーにとってどれほどネガティブな兆候でしょうか。また、現時点でヨーロッパリーグはあなた方にとってもミランにとっても良い拠り所となり得るでしょうか?
昨夜起きたことについてですが、私はこのスポーツの世界に生きており、起こり得ることだと分かっていますし、先ほど行った分析の一部でもあります。インタビューも聞きましたが、チーム全体で常にコンパクトさと結束を保ち、状況判断のレベルを維持し、試合のペースを全員でメンタル的にマネジメントすることについての分析が語られていたように思えます。一部の選手が他の選手と違うペースで動いてしまうと、今の時代は組織化されてサッカーを知り尽くしたチームと対峙することになるからです。とはいえ、まだチャンピオンズリーグは2試合しか行われていません。今日報じられていることは、私には少し大げさに思えます。たった1試合の結果に基づいてすべてが書かれ、1試合の出来事にすぎないのに、すぐに大会の結末を計算し始めたり、勝ち進めないのではないかという恐怖を口にしたりします。昨夜の試合からも、将来に役立つ重要な要素を汲み取ることができます。すべては経験と知見です。インテルやナポリのようなチームなら、突破のための対策を見つけ出せると確信しています。そして、彼らが昨日の試合で直面したのと同じ困難に、私たちがこの大会で遭遇する可能性があることも明らかであり、私たちは非常に慎重で油断のない状態でいなければなりません。
イタリアから、ユベントスがセルタにいた選手に関心を示していると報じられていましたが、それらの報道は事実でしたか? ミンゲサへの関心があり、最終的に彼はトリノではなくイングランドへ行きましたが、首脳陣は市場を広く調査していましたし、ある程度事実だったのでしょうか?
そうですね、セルタにはヨーロッパのどのクラブでもプレーできる高いレベルの選手が何人かいます。現在最も台頭している選手の一人がスウェドベリです。彼は間違いなくクオリティの高い選手ですし、そうした関心があったとしても不思議ではありません。
明日の試合に向けてセルタの試合をご覧になりましたか? このチームやクラウディオ・ヒラルデス監督のアプローチについて最も好ましく思っている点や、彼らの強みは何だとお考えですか?
先ほど申し上げたことと重なりますが、すでに述べたように、彼らにはピッチ上での立ち位置をよく理解しているという長所があります。プレーの局面でバランスを崩すことがほとんどありません。ボールを奪い返してカウンターを開始する際にも、バランスを崩すことは滅多にありません。守備の準備がほぼ常に整っており、攻撃に出てくるときもほぼ常に結束したユニットとなっています。彼らは時に守備に専念するグループと攻撃に専念するグループの2つに分かれるというユニークな特徴を持っており、前線に残った攻撃的な選手たちが厄介な問題を引き起こす可能性があるからです。クラウディオ・ヒラルデス監督は間違いなく有能な指導者であり、間違いなく新進気鋭の監督です。若く――私の息子の年齢に近く、少し上くらいでしょうか――それ自体が彼に教えるべき引き出しがあることの証であり、キャリアの中でそうしたあらゆる知識を蓄積してトップレベルの監督になったということです。質の高いサッカーを展開し、大きなポテンシャルを発揮するチームを率いる資質を彼が備えているのは明白です。
クラウディオ・ヒラルデス/ヤゴ・アスパスの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: Diario AS (YouTube)
クラウディオ・ヒラルデス
Julioまずクラウディオ、リストにパブロもボルハも入っていませんが、彼らの状態と見通しを説明してもらえますか? そして2人への質問として、ヨーロッパ屈指の強豪を迎えるこの試合にどう臨むか、現在のチームの士気や、この大会で初勝点を獲得する可能性をどう見ているか教えてください。
まず第一に、今はフィジカル面の不運や負傷が重なっている時期なのは確かです。ウナイ(・ヌニェス)、ミゲル、カール、そして復帰しつつあるヤゴやアンタニョン――アンタニョンはすでにリストに入っていますが――彼らの離脱に加えて、前節でパブロを失いました。打撲を受け、ふくらはぎに違和感があり、浮腫が生じています。長引くものや何日もかかるものではないと思いますが、現時点ではこの試合には間に合いません。日曜日に間に合うか様子を見ます。そしてボルハは昨日、練習中に足をひねり、再びヒラメ筋に違和感を覚えたため、現在検査を行っています。違和感の程度を見守ることになりますが、彼もこの試合と今週末の試合は出場できません。残念ではありますが、いつも言っているように、私たちには層の厚いスカッドがあり、選手たちのレベルは非常に拮抗しています。高いレベルを発揮できる先発11人と交代枠を用意できると確信しています。試合への臨み方については、強い意気込みと大きな希望を持って迎えます。ユベントスと戦うわけですから、誰にとっても特別な日であることは明らかです。あなたが言ったように、ヨーロッパ史上最高のチームの一つであり、この大会の巨人、今季のヨーロッパリーグにおける本命、あるいは本命の一角と言える相手ですから、私たちにとって非常に良い試練となります。早く試合を戦いたいと強く願っています。どの試合もそうであるように50対50だと思っていますし、私たちには勝つためのリソースがあります。非常に完成度の高いチームなので自分たちが万全でなければならないことは分かっていますが、ユーベのような素晴らしいチームに対抗するためには、自分たちの可能性と持っている強みを信じなければなりません。
ヤゴ・アスパス
あなた自身のコンディションはどうですか? 数週間実戦から離れていましたが。
そうですね、1ヶ月実戦から離れていました。ここ1週間はチームと一緒に練習しており、かなり調子は良く、日を追うごとに良くなっています。あとは監督の判断次第ですね。
今週、あの4-0の試合を戦ったレビボやモストボイと話す機会があり、彼らは『何年経ってもあの特別な夜の感覚は絶対に思い出すものだから、強い熱量と希望を持って楽しんでほしい』と言っていましたが、いかがですか?
おっしゃる通り素晴らしい試合、特別な試合ですが、この大会の8試合のうちの1つ、ホーム4試合のうち勝利を収めたい1試合であることに変わりはありません。キプロスで勝点を取るチャンスがありながら逃してしまったので、今やヨーロッパでの毎試合が決勝のようなものです。楽しむため、そして勝てればなおさら良いですね。
クラウディオ・ヒラルデス
ユーベのプレースタイルについて、プロアクティブで前向きなチームであることは、確実に引きこもらずにプレーしに来るという意味で、セルタにとってある意味好都合と言えるでしょうか?
スパレッティは攻撃的な監督であり、システムの可変性も備えています。擁している選手たちのプロフィール、才能やクオリティを考えれば、監督のアイデアに完璧にフィットしていると思います。個人のリソースが豊富で、スペースへの攻撃やダイレクトプレーで打撃を与えるフィジカル能力があり、システムも変更でき、前線に誰を起用するかによって1対1に強い選手にもスペースに飛び込む選手にもなり得るため、プレッシャーをかけて封じるのが非常に難しいチームです。私たちには彼らを守るためのリソースはあると思います。相手には連携して打撃を与える素晴らしい才能と力があるのは明白ですが、私たちは常にオープンで真っ向から勝負を挑んでくるチームと対戦することを好みますし、明日はその絶好の試練となります。もちろん、相手の才能や個人のリソースがもう少し少なければありがたいですが、非常に完成されたチームですし、私たちもそうであると思っています。しっかりと守り、同時にしっかりと攻撃を仕掛けて、相手に守備を警戒させる時間を作りたいと思います。
日曜日の試合後、『エルチェ戦のような戦い方では勝てない』とおっしゃっていました。明日の相手のレベルを考慮すると、勝つためにはエルチェ戦と比べて何を改善しなければなりませんか?
エルチェ戦では自分たちが望んでいたことが起きませんでした。秩序は保てていましたが、インテンシティやプレッシングが良くありませんでした。敵陣でボールを奪うことができませんでした。代表ウィーク明けの消耗や暑さによる疲労もあったと思いますが、冷静にうまく攻撃を組み立てたり、ボールを動かしたり、相手のプレスを剥がすことができませんでした。攻撃面は全く良くありませんでしたし、プレスも攻撃も良くなければ当然勝利には届きません。それは私たちが望むものでも普段やっていることでもありません。言ったように、相手のトランジションやローブロックでの守備、セットプレーの守備はうまく対応できましたし、前後半それぞれ10分から15分ほどは頭脳的かつ正確に攻めることができましたが、勝つには明らかに足りません。才能のあるチームに対してプレスが甘くなればなるほど、試合を生き残り競り合うことは難しくなります。明日はヨーロッパで最も才能にあふれるチームの一つと戦うわけですから、守備面で非常に優れていなければならないのは当然です。しかしマドリードやバルサに対してやったように、しっかりと攻撃を仕掛けなければなりません。良い攻撃をして、相手を後ろ向きに走らせ、守備に追われる状況を作り出すべきであり、守備に追われるだけの展開にしてはなりません。
ヤゴ・アスパス
先週、この試合への復帰を視野に入れていると話していましたが、幸いにも間に合いました。あなたにとってこの試合に出場できることの意味と、26年前はスタンドにいて今回はピッチ上の主役となることについてどう感じていますか?
何年も前にはスタンドにいたので特別な試合ですし、今こうしてピッチから楽しむことができるのは、1つの試合に望むすべてが詰まっています。子どもの頃にセルタの選手たちを応援していて、今それをピッチから体験できるのは少し特別な思いがあります。そして何より、勝点3を積み重ね始めてホームのサポーターに喜びを届ける必要があります。言ったように素晴らしい相手、この大会で最もビッグなチームの一つとの難しい試合になりますが、相手も私たちと同じ11人ですし、勝点3を手にするために監督の指示する戦いをピッチ上で実践するだけです。
ラストシーズンにおける特別な試合であることや、前線の負傷者の状況からして、明日の出場に多少のリスクを冒す可能性はありますか? それとも先発してもリスクは全くないと考えていますか?
それは監督の決断です。メディカルの許可が出ている限り、自分はいつでもプレーする準備ができています。確かに1ヶ月実戦から離れており、チーム練習に合流したのはここ1週間なので、日数的には少しタイトなのは事実です。ですが先発であれベンチからの出場であれ、同じように嬉しく思います。望んでいるのは、すべてのセルタファンと同じく勝利すること、そして素晴らしい試合を楽しむことです。
クラウディオ・ヒラルデス
直近の試合では攻撃面での課題が少し目立ちました。前線のこの2人の離脱によって、その状況はさらに複雑になりますか? それともどう見ていますか?
全員が揃っている時の方がより強大であるというのは事実です。幸い攻撃的なポジションには多くの選手がいます。まったく同じ特徴の代役がいないポジションがあるのも確かですが、その位置でプレーできる選手たちはいます。前回の試合に関しては、フィニッシュの局面やラストプレーの問題ではなく、全体的なプレー内容に原因がありました。快適にプレーできず、精度を欠き、望むようなリズムでプレーできませんでした。私がいつも言っているように、得点というのはフィニッシュに至るまでの多くの前段階の積み重ねであり、前回の試合ではそれがうまくできていませんでした。そこに集中しなければなりません。そうすれば、直近のホームゲームのようにゴールは自然と入るようになります。試合の多くの時間帯を支配できれば、得点のチャンスを増やすことに近づきますし、チャンスが増えればゴールを決めるのも容易になります。当然のことです。
ヤゴ・アスパス
アブドゥライ・ファイについて、8月末の加入から現在までの進化や、日々の練習での様子をチームメイトとしてどう見ていますか?
本当にとても良い状態に見えます。彼は21歳か22歳の若い選手で、新しいリーグ、新しい言語、新しいチームメイトの元に来たわけですから、適応のための代償や困難を経験しなければならないのは分かっていました。ですが彼は素晴らしい素質を持っています。日々の練習を見ていますが、出場機会を得てプレー時間が伸び、ピッチ内での自信を深めて吹っ切れたプレーができるようになれば、秘めているポテンシャルをすべて発揮するはずです。監督の見解とは別に私個人として練習を見ていて思うのは、彼はビッグクラブの選手になれる資質を持っているということです。
クラウディオ・ヒラルデス
アブドゥライ・ファイはビルバオ戦以降1ヶ月半プレーしていませんが、連戦が続く中で、監督として近いうちに彼を先発させたりプレーさせたりする準備はできていると見ていますか?
同感です。彼はとてつもない素質を持った選手です。出場機会が訪れた時は、当時の状況もあって私たちの戦術的機能をまだ十分に理解しきれていない時期で、少し早すぎたのかもしれません。センターバック、特に左センターバックのポジションでは、ピッチの各高さでどのように守備をし、どのようにボールを持ち出すかを理解することが非常に重要です。彼はそれを理解しつつあり、とても熱心に取り組んでいます。ヤゴが言ったように、シーズンが進むにつれて彼の出場時間と自信は増していくと思いますし、プレー時間だけでなく試合状況をコントロールできるようになることで、より安心感を持って全潜在能力を発揮できるようになるはずです。全体的に言えば彼に限らず、日々の練習で大きく成長し非常に良いプレーを見せている選手が何人もいます。試合ではまだ機会を得ていないか、練習通りのレベルを発揮できていないケースもありますが、それはプロセスであり適応です。チームと共に戦術を理解し、チーム側も選手の特徴を理解していく必要があります。ファイに関して言えば、シーズンが進むにつれてより重要な存在になっていくと思います。
ヤゴ・アスパス
今季のセルタはよりソリッドで守備が良くなった反面、攻撃にやや苦労しているというスタイルについての議論がありますが、あなたがヒラルデス監督と戦った昨季終盤と比べて変化を感じていますか? このスタイルの移行をどう評価していますか?
クラウディオが就任してからのこの約2年半、私たちは常に主導権を握るチームであり、ボールを保持し、敵陣でプレーして敵陣に定着することを求めてきました。ただ、相手もプレーしているわけですし、私たちのことを研究してきますし、対戦相手のタイプや特徴によっても変わります。監督が毎試合、相手の監督と仕掛け合う戦術的な駆け引きであり、相手をよりやりづらくさせ、自分たちがより良く戦えるように模索しています。試合ごと、相手ごとに全く異なります。例えばエルチェ戦と、より低くブロックを組んでボールを保持しないヘタフェ戦とでは全く違います。エルチェも私たちと同じようにボールを欲しがり、敵陣でプレーしたいチームであり、自陣での戦いでもあります。つまり1部の試合はそれぞれ全くの別世界です。前節の0-0での粘り強い守備の姿勢を評価したいですし、監督が以前振り返っていたように、監督就任初期のアウェーでのアラベス戦では、ボールを持とうとするもののどこでどう保持すればいいか分からず、気づけば0-3で負けていました。あれは監督が指揮を執って以来、最悪の試合の一つだったと思います。その中間に落ち着く必要があります。昨日のバルサのようにアウェーで4-1で勝ちたいと誰もが思いますが、誰もが同じ駒や選手を持っているわけではありません。将来そうなれたらいいですけどね。
ヨーロッパでは監督と一緒に会見に出席した選手が先発するという不文律がありますが、明日先発するかどうかクラウディオに尋ねましたか?
彼とはその話はしていません。明日教えてくれるかもしれませんし、僕と同じように試合に出たがっている他の28人のチームメイトたちと同じタイミングで伝えられるかもしれません。
クラウディオ・ヒラルデス
相手の大きさを考えても非常に特別な試合ですが、ラストシーズンであるヤゴに対して特別扱いをして事前に先発を伝えたりしますか? また、明日ヤゴが先発するかどうか教えてもらえますか?
私は毎週ヤゴとよく話をしています。彼が出場するかどうか分かっていることも多いですし、時にはあえて言わずに心に留めておくこともあります。彼も私のことをよく理解していますし、週の練習の中で私がどんな考えを持っているか感じ取っているはずですから、言う必要がないと判断することもあります。彼と私はどんなことでも話せる全幅の信頼関係にありますが、起用するかどうかにおいて誰かを特別扱いすることはありません。ヤゴがプレーする時はその日プレーするのにベストだと判断した時ですし、プレーしない時はベンチからの投入がベストだと判断した時、あるいは先ほど言ったように対戦相手に応じて選手の出場時間やプロフィールを調整しなければならない時です。彼が出場可能であることこそ私たちが望んでいたことであり、彼がチームを離れた1ヶ月以上前から待ち望んでいたことです。シーズン終了まで彼にしかできない特別なプレーを私たちに提供し続けてほしいと願っています。今日も非常に良い練習をしており、それが私の得た実感です。明日は選択肢の一つであり、出発前に彼が出場するかどうかについて話すつもりです。
サンタ、ブルシオ、ミジャ、アルコスなどBチームから招集された選手たちについて、2部で奮闘する彼らへのご褒美という意味合いもありますか?
招集枠を無理に埋める必要はありません。先週も全員を連れて行ったわけではありませんでした。しかし今回の場合は彼らが出場できる可能性があると考えたため招集しました。交代要員として、またプロフィールとして、すでにトップチームの輪に入っているブルシオや、負傷から復帰したアンタニョン、アンヘル、そして今季ここまで多くの練習を共にしてきたミジャです。ミジャは多くのポジションの代役を務めることができ、私にとって非常に良いシーズンを送っており、フィジカル面でも素晴らしい成長を遂げて準備ができています。アンヘルは昨季すでにこの大会で私たちと一緒にプレーしました。今季は素晴らしいパフォーマンスを見せており、2人とも招集に値します。試合中のプランに入る可能性があるからこそ連れて行きます。フォルトゥナ(Bチーム)への評価として捉えるならば、現在フォルトゥナはクラブ史上最高の時期を過ごし、素晴らしい戦いを見せています。フォルトゥナはそのために存在しており、2部で戦うことだけでなく、トップチームでチャンスを掴むための場所です。全員にとってのご褒美でもあると思います。
ヤゴ・アスパス
PAOK戦との類似性を感じますか? なかなか勝てない中でホーム初戦を迎え、あなたがゴールを決めて勝利し、そこから好調の波に乗りました。ユーベに勝つことが連勝の引き金になると思いますか?
そうなればいいですね。ヨーロッパでのすべての試合が難しいことは分かっていますし、監督が言ったように今大会屈指の強豪を迎えるホームゲームです。非常に難しい試合ですが、私たちは誰に対しても恐れを抱いていません。しっかりと競り合い、自分たちの土俵に引き込みたいと思っていますし、勝てれば最高です。
クラウディオ・ヒラルデス
26年前の4-0を再現するのは不可能でしょうか? 4-3でサインしますか?
4-3でも、3-0でも1-0でも、勝てるならサインします。勝てることを願っています。1部リーグやヨーロッパの大会で4-0で勝つことは全体として非常に難しいことです。あの日の試合は例外的なことだったからこそ全員の記憶に刻まれています。私たちは勝利を目指さなければなりませんし、リードしている時は可能な限り点差を広げて勝つことを常に目指します。しかし4-0で勝つこと、それもユーベのようなチームに勝つことは極めて困難です。あの試合はセルタにとって完璧な試合でした。相手に退場者が出るなど様々な要素が重なり、完璧な一日となりました。明日もまたそうした素晴らしい日を過ごし、勝てることを願っています。
ヤゴ・アスパス
今季のユーベの試合は見ましたか? 彼らの強みや弱みをどう見ていますか?
フルマッチはそれほど多く見ていませんが、ハイライトはほぼ全試合見ています。先週末の試合も見てメンバーや起用可能な選手を確認しました。監督が言うように、前線には非常に多彩な特徴を持つ選手たちが揃っています。1対1に強いウイング、連係に長けた選手、スペースを狙う選手がおり、かつて1億ユーロ近くした素晴らしいFWが2人(フェルテマーテとコロ・ムアニ)います。後方には非常にフィジカルの強い選手たちがいます。あらゆるプロフィールの選手を揃えているからこそ彼らはビッグクラブであり、そうした選手たちを獲得できるのです。
クラウディオ・ヒラルデス
ボルハ・イグレシアスとパブロ・デュランの直前の離脱により、スカッドが小さく予算規模の小さいセルタの方が、離脱者の影響をより大きく受けていると感じますか?
私は自分たちのチームと選手たちのことだけを考えています。1人や2人の欠場者だけでなく、ヤゴが言ったように誰が出てもワールドクラスであるという点でユーベのスカッドをリスペクトしています。相手に離脱者がいようがいまいが、私は自分たちの選手全員が起用可能であることを望みます。今回は5人の離脱者がいます。さらにヨーロッパの大会では、登録や年齢、クラブ在籍年数の規定によりフォルトゥナの選手を自由に使えず、国内リーグよりも大幅に制限されることも先ほど言い忘れました。招集可能だったはずのフォルトゥナの攻撃的な選手たちもその制限で呼べませんでした。もっと多くの選手がいれば良かったですが、それでも非常に競争力のある11人を組めると思っています。私はターンオーバーに慣れていますし、欠場者ではなく起用可能な選手たちに目を向けるようにしています。ボルハとパブロのニュースの緊急性からその話題が多くなりましたが、手元にいる選手たちのことを考えなければなりません。ユーベやどんな相手に対しても打撃を与えるに十分な力を持った選手たちが揃っています。このチームの強みはコレクティブであること、全員が団結していることにあります。明日はピッチ上の選手たちだけでなく、スタジアムや周辺、テレビの前でセルタが良い試合をすることを望み、支えてくれる多くの人々がいます。冒頭で言ったように、私たちにとって楽しむべき魔法のような夜を過ごすための最善の方法は、全員が団結してしっかりと競り合うことであり、勝てることを願っています。
昨季のフライブルク戦やボローニャ戦など、ヨーロッパではフィジカルやセカンドボールの競り合いで劣勢に立たされる印象がありました。そうしたフィジカルの差をどのように埋めますか?
いくら選手を補強しようと、ヤゴに筋肉をつけようとしても無理なものは無理です(笑)。手遅れですね。サッカーはフィジカルだけではありません。マンツーマンでタイトに寄せたり、デュエルの局面に持ち込んだり、コントロールを失った状況でイーブンに戻すための非常に重要な要素ではありますが、私たちには別の戦い方があります。相手よりフィジカルで上回る試合もあれば、そうでない試合もあります。チームのインテリジェンスと可変性によって、フィジカルで上回っている時もそうでない時も競り合うためのリソースを持てるようになります。昨季もフィジカルの強い相手に対してその差を感じさせなかった試合もあれば、差が浮き彫りになった試合もありました。それは私たちの解釈ミスや、時間を作れなかったこと、良いプレスがかからずデュエルとフィジカルの勝負だけに持ち込んでしまったことが原因だったと思います。私たちはそこから学んできましたし、フィジカル面で上回るであろう相手に対しても、自分たちのサッカーを押し出し、主導権を握って勝利を収められることを願っています。
どのような試合展開を予想していますか? また、セルタにとっての理想的な試合展開とはどのようなものでしょうか?
理想的な試合展開は、相手より多くのゴールを奪い、敵陣でプレーし、プレッシングがしっかりと機能することです。この試合で長い時間ローブロックに引きこもってしまうと、彼らには中央からもサイドからも、クロスやシュート、個でも組織でも打撃を与えるリソースが豊富にあります。また、プレスをかけに行ってうまくはまらなければ、前回の試合以上にスペースを使われて手痛い仕打ちを受けるでしょう。私にとっての理想は、彼らが前がかりにアグレッシブに来て引かないチームであると分かっている中で、相手のプレスをしっかりと剥がし、敵陣で長く支配する時間を作ることです。敵陣深くに押し込まれる状況は彼らにとっても居心地が悪く、慣れていないため、フィジカル的にもメンタル的にも消耗させることができます。そうなれば勝つチャンスが大きく広がります。思い通りの展開になるかどうかにかかわらず、試合に食らいつき勝利するための戦い方とリソースは持っていますが、私たちにとっての理想は常に良いプレッシングと良い攻撃によって試合をコントロールすることです。
セルタ 対 ユベントス の背景データ
セルタ
この試合の前
- 10月11日(日) @ エルチェCF 0-0(分)
- 9月20日(日) vs ラシン・サンタンデール 5-0(勝)
- 9月17日(木) @ Omonia Nicosia 1-0(敗)