ジュニオール・フィルポのベティス残留方針と欧州リストにおける重要な役割

一部で移籍の噂が浮上していたドミニカ共和国代表左サイドバック、ジュニオール・フィルポですが、今夏の移籍市場でベティスから離脱する可能性は極めて低い状態です。

選手代理人やクラブ幹部も、少なくとも冬の移籍市場まではチームに残留し、契約を全うすることを確認しています。フィルポは昨シーズン、負傷の影響などで期待されたパフォーマンスを発揮できず、ファンからの厳しい目に晒されたことを自覚しており、この夏はドバイの専門施設で肉体の徹底的な強化に努めました。

また、ベティス側にとっても彼の残留は戦術的に極めて重要です。なぜなら、UEFAカンフェレンスリーグやヨーロッパカップ戦に臨むにあたり、規定で定められたカンテラーノ(育成枠)としての基準を満たし、ヨーロッパリストAに登録できる貴重な4名枠の1人としてカウントされているため、彼の存在はフロントにとって大きなプロテクションとなっています。(via Estadio Deportivo)

涙のスタジアム1周で別れを告げたパブロ・ガルシア、ハル・シティとの交渉難航と招集入りの現実

ソシエダとの試合の終了直後、スタジアム「ラ・カルトゥハ」に詰めかけた多くのサポーターの涙を誘うエモーショナルな光景が見られました。

試合に途中出場した下部組織出身のアタッカー、パブロ・ガルシアが、他のチームメイトたちが引き上げた後もピッチに一人残り、溢れ出る涙を堪えながら、観客席に向けて手を振り、投げキッスを送りながらスタジアムをゆっくりと1周しました。ベティスは9月4日までホームゲームが予定されていないため、このジェスチャーはイングランドへの移籍を目前に控えた「別れの挨拶」であると解釈されました。

現在、イングランドのハル・シティが彼の獲得に向けてベティスと直接の交渉を続けています。

ハル・シティ側は「合意90%」と主張していましたが、ベティス側が条件を引き上げました。以前の「500万ユーロで保有権の50%を獲得する」という案に対し、ベティスは500万ユーロ(50%)に加えて、来夏にさらに20%の権利を200万ユーロで強制的に買い取る「義務(obligación)」と、将来別のクラブへ移籍した際の転売利益の30%を保持することを逆提示。ハル・シティはこの義務化を嫌い、オプションにしたいと要求しているため、交渉は停滞しています。ハル・シティはパブロ・ガルシアの代わりに、アラベスのアンヘル・ペレスやニースのモハメド=アリ・ショの獲得交渉も並行して進めています。

ペジェグリーニ監督は、パブロ・ガルシアを次のバレンシア戦の招集リストに含める方針であり、今週火曜日までに両クラブ間の話し合いが再開される見通しです。(via Estadio Deportivo / via ElDesmarque)