ヤン・ディオマンデ獲得間近
RBライプツィヒから固定費とボーナスを合わせて1億2000万ユーロ以上での加入が目前に迫る2006年アビジャン生まれのヤン・ディオマンデ。ライプツィヒでの最後の24時間は目まぐるしいものでした。月曜日にはW杯後の休暇を終えて合流し、メディカルチェックと公開練習を消化しましたが、火曜日には別メニュー調整となり、午後の全体練習には不参加となりました。これは移籍前の負傷リスクを避けるための措置であり、すでに賃貸の家を引き払い、市内の中心部のホテルに滞在して荷造りも完了しています。水曜日の朝には施設に姿を見せ、笑顔でサインに応じました。周囲の関係者は『彼はスペインリーグを食い尽くすことができる』と絶対の自信を見せています。16歳時に出場したアメリカでの大会からすでに傑出したプレーを見せていた彼は、レアル・マドリードに欠けていた攻撃のジョーカーです。
彼のプレースタイルは、ビニシウスと多くの共通点を持っています。W杯で時速34.7kmのトップスピードを記録し、昨季のブンデスリーガではマイケル・オリーセ(149回中65回成功)の約2倍となる213回中118回のドリブル成功数を記録しました。最大の武器は左右両サイドでプレーできる多様性です。昨季は右ウイングで1591分、左ウイングで478分プレーしました。右サイドではサイドラインに張り付き、マークを引きつけてから外側を突破し、フィジカルとスピードの変化で相手を置き去りにしてクロスを上げるプレーを好みます。右サイドでのプレー時は、90分あたりのドリブル回数(4.41対3.23)、クロス成功数(0.91対0.67)、エリア内パス(2.21対1.48)、シュート(1.7対1.48)、予想ゴール(0.21対0.16)で左サイドを上回ります。
一方、左サイドではより自由で予測不能なカオスを生み出します。逆足の右足で中へ切れ込んでのシュートやパスを狙い、相手ペナルティエリア内でのボールタッチ数(7.8対6.51)、予想ゴール関与(1.17対0.84)、予想アシスト(0.43対0.21)が増加します。左足も単なる飾りではなく、最大3人のマークを引きつけてから逆サイドへ展開するための「逃げ道」として機能しています。また、ボールを受けるスペースがない時は味方にボールを預けてディフェンスの背後を突く動きを得意とします。守備面でも非常に献身的で、1000分以上出場したブンデスリーガのアタッカーの中でボール回収数1位(148回)、インターセプト2位(16回)、スライディングタックル成功数4位(19回)を記録しています。ジョゼ・モウリーニョ監督の第一期に見られた、クリスティアーノ・ロナウドやディ・マリアのようなトランジションのスピードを体現する存在として期待されています。(via MARCA)