【怒りと涙のメスタージャ
バルセロナに0-5と粉砕され、4試合を終えてわずか勝ち点1、歴史的な惨敗で単独最下位に沈むバレンシア。試合中、スタジアムではオーナーへの猛烈な抗議のブーイングが鳴り響き、試合が終わると、怒り狂った数千人のファンがメスタージャの出口に押し寄せ、選手や関係者を乗せたバスの出発を妨害しようとしたため、警察による厳重な警備線が敷かれるなど、一触即発の事態となりました。
テレビ番組「El Chiringuito」のジャーナリスト、ホセ・アルバレス・ハヤは、試合終了を待たずして、75分(0-3の段階)から諦めてスタジアムを去るファンたちの声を直接取材しました。スタジアムを後にするファンからは、怒りと諦めの混ざった言葉が次々と飛び出しています。
若いサポーターは『結局いつもと同じです。経営陣は自分たちの好きなように振る舞い、毎週末、ゴミのような屈辱的な思いを強制的に味わされているのは、他ならぬ私たちサポーターなのです』と悔しさを吐露しました。
さらに別のサポーターは『バレンシアがかつてのような強いクラブに戻る前に、私は寿命を迎えて死んでしまうでしょう』と絶望感をにじませ、あるファンは『今年のこのみすぼらしさは信じられないほどひどい。今年こそ、私たちは本当に降格します』と強い危機感を募らせました。
スタジアムを去る群衆からは『これは最低の極みだ。クラブ全体が腐敗している』『本当に恥ずべき事態だ』と怒りの声が相次ぎ、中には『フロントが全員退陣しない限り、このチームは奈落の底へ落ちて2部に転落します。私たちは新スタジアムを2部リーグの試合でこけら落としすることになるでしょう』と皮肉混じりに経営陣を糾弾する者もいました。
特に心に刺さる言葉を残したのは、幼い息子を連れてスタジアムに来ていた父親の言葉でした。『惨状は見ての通りです。何も中身がありません。今日のバルセロナはただ流して、軽い運動のようにプレーしていただけです。もし彼らが本気で12点取りに来ていたら、12点入っていたでしょう。息子が私の顔を見つめて「パパ……」と問いかけてきたとき、私は息子に「これは本当のバレンシアの姿じゃないんだ」と伝えるしかありませんでした。5点目を奪われた瞬間、私たちは何も言葉が見つからず、ただ席を立ちました』。
また、カステリョン県から100キロ以上の道のりを毎週通い続けているファンは『何年もの間、通い続けていますが、もう心底疲れ果てました。この4、5年間、クラブがみるみるうちに衰退していく姿をただ見せつけられているだけです』と疲れ切った表情で語りました。
新シーズンの青いユニフォームを着た別のファンは、指揮官の解任を直接要求しました。『今すぐ、今日にでもカルロス・コルベランは辞任すべきです。私のこれまでの人生で、今日のような歴史的な屈辱を味わったことは一度もありません』。
最後に、長くクラブを愛し続けてきた老年のサポーターは、目に涙を浮かべながら、胸を締め付けられるような本音を絞り出しました。『本当に悔しいし、とても傷ついています。私はここで何十年もチームを見守ってきた古いサポーターです。この信じられないほどの無力感にただ打ちのめされています。でも、これほどバレンシアを愛しているからこそ、私はこの場から立ち去るしかありません。あの中に留まって、チームが崩壊していく姿を見続けることなんて耐えられないのです。こんなことは到底理解できません。本当に、本当に辛い。私の心の中には、今でもバレンシアのエンブレムが深く刻まれているのです』。 (via ElDesmarque)