パトリック・メルカドの負傷に伴う契約破棄を巡る両クラブの対立
🇪🇨 セビージャは今年2月、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェから若手MFパトリック・メルカドを移籍金600万ユーロ(エクアドルメディアは800万ユーロと報道)で獲得し、2031年までの契約を結ぶことで基本合意していました。しかし、その直後の3月にメルカドは右膝の前十字靭帯と内側半月板を同時に断裂する極めて深刻な大怪我を負い、手術を余儀なくされました。復帰は最速で10月、長引けば2027年の初頭になると言われています。
🩺 この事態を受け、交渉を主導していた当時のSDアントニオ・コルドンは、『パトリック・メルカドとは基本合意に達しているが、彼はメディカルチェックを通過しなければならない。我々には優先交渉権があり、その診断結果を踏まえて6月に最終的な判断を下す』とコメントし、メディカル不合格を理由に契約を破棄する条項が契約書に含まれていると主張しました。
⚖️ これに対して、インデペンディエンテ・デル・バジェのゼネラルマネージャーであるサンティアゴ・モラレスは、セビージャのホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ社長と交わした正式な署名済みの契約書が存在すると主張。FIFAにも登録されているとして、もしセビージャが怪我を理由に契約を一方的に破棄するのであれば、300万ユーロの違約金支払いを求めて法的手段(FIFAへの提訴)に打って出ると警告しました。エクアドル側は、怪我の発生は署名の後であったにもかかわらず、「負傷を承知の上で署名されたものである」と不可解な主張を展開しています。
💬 現在のSDであるホセ・イグナシオ・ナバロは、この対立に対して冷静な立場を崩していません。
『我々が以前発表した声明の中で、日付や期限について具体的な言及は一切していません。今回の契約締結には満たされるべき特定の条件があり、それがすべてクリアされるまでは、彼がセビージャの選手になるのか、あるいは現在のクラブに留まり続けるのかを決定することはできません。合意内容の機密性に基づき、これ以上の詳細を開示することは不可能です』
なお、セビージャ側はメルカドの回復が順調であり、10月のピッチ復帰に問題がないと確認できれば、移籍金を減額した上で取引を再交渉する選択肢も視野に入れています。 (via Estadio Deportivo)