サバルサ会長と選手たちが見守った感動の別れ「後任カタ」への全幅の信頼と交わされた約束
退任会見の会場には、ルイス・サバルサ会長をはじめ、守護神セルヒオ・ヘレーラ、エースのアンテ・ブディミル、攻撃の軸ルーベン・ガルシアら主力選手や数多くのクラブ職員が集まり、約10年にわたるブラウリオSDの功績を称えた。
サバルサ会長は涙ぐむブラウリオを前に『ブラウリオはオサスナの近年の歴史において極めて重要な人物だ。彼なしには、2部リーグから8シーズン連続で1部で戦い続けるこの約10年間の素晴らしい道のりを説明することは不可能だ。彼とともにクラブ史に残る最高の瞬間をいくつも共有できたことを心から誇りに思う』と最大の賛辞を贈った。
また、サバルサ会長は電撃退任の報告を受けた際の様子も披露した。ブラウリオから午後の早い時間に電話があり、サングエサの祭典に参加中だった会長のもとへ直接駆けつけて会談を行い、バレンシアからのオファーを受け入れる旨を告げられたという。クラブとしては数ヶ月前に契約更新を行ったばかりであり続続投を望んでいたが、ブラウリオの強い熱意を尊重した。会長は『バレンシアが彼にとってどれほど特別かは知っていた。もし行きたいなら相談してほしいと伝えていた』と語り、過去に他クラブのオファーを断った際にも二人で抱き合って泣いた思い出を振り返りながら、今回の別れを温かく送り出した。
ブラウリオは、自身の後任として内部昇格する右腕「カタ」ことホセ・アントニオ・プリエトに対する全幅の信頼を強調した。『カタがいるからこそ、オサスナは素晴らしい手腕のもとに引き継がれる。彼はクラブの隅々まで知り尽くしているし、役員や現場との信頼関係も完璧だ。私がバレンシアで補強活動を行うにあたり、カタがオサスナで狙う選手たちの獲得を邪魔するようなことは絶対にしないと約束する』と表明し、後任への配慮と深い愛情を示した。 (via MARCA)