経験豊富な実力派GKペーテル・グラーチの獲得が決定的に
ビジャレアルCFは、RBライプツィヒからハンガリー代表のベテランGK、ペーテル・グラーチ(36歳)の獲得を確実なものとした。契約期間は2028年6月までの2年間で、さらに3年目の契約延長オプションが付随する。移籍金は200万ユーロで両クラブ間の合意に達している。
この補強は、ディエゴ・コンデとアルナウ・テナスの両名が退団したことに伴うGK陣の再編の一環である。チャンピオンズリーグという最高レベルの舞台での戦いを見据え、ルイス・ジュニオールとハイレベルなポジション争いができる経験とリーダーシップを備えた実力者を求めていたクラブの意向に完璧に合致した。イニゴ・ペレス監督が求めるあらゆる戦術的役割にも適応できると高く評価されている。
グラーチはユース時代にリヴァプールにスカウトされ、イングランドの小規模クラブへのレンタル移籍で苦労を重ねた後、レッドブルのプロジェクト(ザルツブルクからライプツィヒへのステップアップ)に加わり、自らのキャリアを大きく好転させた。RBライプツィヒでは11シーズンにわたり在籍し、公式戦360試合以上に出場。ドイツカップ(DFBポカール)を2度制覇し、チャンピオンズリーグにも常連として出場した正真正銘のクラブレジェンドである。また、ハンガリー代表としても不動の正GKとして長年君臨し、直近のEUROにも出場している。
グラーチは現在オーストリアで行われているRBライプツィヒのプレシーズンキャンプには帯同しておらず、移籍に向けた最終準備を進めている。RBライプツィヒ側は、セビージャを退団してフリーとなっていたオーヤン・ニーランの獲得に合意したことで、クラブの歴史に名を刻んだグラーチの移籍に最終的なGOサインを出した。これまでのビジャレアルの夏の補強は、レンタル組の復帰やカンテラ(下部組織)からの昇格がメインであったため、グラーチが今季のトップチームへの実質的な最初の外部補強選手となる。ブンデスリーガに名誉ある別れを告げ、スペインでの新たな挑戦に臨む。(via SPORT, Estadio Deportivo)