4-3-3システムと予想スターティングメンバー パズルを精緻に調整してエル・サダルに乗り込む布陣の全貌

ルイス・カストロ監督は、オサスナ戦に向けて自身の基本戦術である「4-3-3」のシステムを崩すことなく継続する方針ですが、エスパニョール戦でのパフォーマンスを精査した結果、先発メンバーのいくつかのピース(パズル)を入れ替えて細かな調整を施す構えです。

ゴールマウスを守るのは、開幕戦で3失点を喫したものの、依然として指揮官からの絶大な信頼を寄せられている守護神マシュー・ライアン。ディフェンスラインのセンターバックには、アイッサ・マンディとデ・ラ・フエンテの堅牢なコンビが引き続き配置され、左サイドバックにはマヌ・サンチェスがスタメンとして確実視されています。最大の注目点となる右サイドバックのポジションをめぐっては、ジェレミー・トリャンとナチョ・ペレスの2名が、最終トレーニングにおけるフィットネスの仕上がりを見極める形で現在も非常に激しいスタメン争いを展開しています。

中盤の「心臓部( sala de máquinas)」では、アンカー(ピヴォット)のポジションをめぐり、オリオル・レイと、卓越したゲームメイク能力を持つウーゴ・ソテロのどちらを先発起用するか、監督の戦術的な葛藤が続いています。そのアンカーを支えるセントラルミッドフィルダーには、ジョン・アンデル・オラサガスティのスタメン起用が確実視される中、もう一枠を若手のカルロス・アルバレスと、フランス人MFエンゾ・バルデリの2名が激しく競い合っています。

前線(3トップ)の構成においては、指揮官の選択次第で攻撃のダイナミズムが大きく変化する連鎖的なパズルが用意されています。まず右ウイングのポジションでは、ビクトル・ガルシアとトゥンデの2人が激しい火花を散らしています。左ウイングには通常であればブルギが先発する予想ですが、もしもフィジカルに優れた新戦力のエッタ・エヨンがセンターフォワード(9番)としてスタメンに抜擢された場合、本来中央を務めるイバン・ロメロが左ウイングへとスライドし、これに伴ってブルギがベンチスタートに回るという極めて流動的でディテールに富んだスタメン変更プランが検討されています。(via ElDesmarque)