フリアン・アルバレスの去就問題とクン・アグエロの擁護
フリアン・アルバレスの去就問題が連日メディアを賑わせています。フリアンは先日、全員にとって移籍がベストであり、自分の夢を叶えたいと公言し、退団を希望する姿勢を明確にしました。
この状況にバルセロナが強い関心を示しています。マテウ・アレマニーが最初のオファーをアトレティコ首脳陣(エンリケ・セレソ会長やミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO)に速やかに伝えなかったことにジョアン・ラポルタ会長が激怒し、自ら交渉の主導権を握る構えを見せています。バルセロナは約1億3000万ユーロのオファーを準備しており、これを最終的な上限とする見込みです。レアル・マドリードからの公開オファーも存在しましたが、選手自身がバルセロナでのプレーを望んでいるとバルサ側は認識しています。
一方でアトレティコ側は、契約解除金が5億ユーロに設定されているフリアンを売却する意思はなく、特に国内のライバルであるバルセロナへの放出は断固拒否する姿勢を貫いています。ディエゴ・シメオネ監督も彼をプロジェクトの中心として計算しており、同レベルの代替選手を獲得できない限り、放出のドアを開けることはありません。
この張り詰めた状況に対し、アトレティコのOBであるセルヒオ・クン・アグエロがメディアを通じてフリアンを擁護しました。15年前に自身が退団を直訴した際の状況と重ね合わせ、次のように語っています。
『フリアンはとても正直でした。それがおそらく人々を怒らせてしまったんだと思います。僕もアトレティコで同じような経験をしましたからね。話し合いで物事は解決できるので、彼がアトレティコに留まることも十分にあり得ると思います。ただ、彼自身がどう感じているか、状態を見る必要があります』
『もし僕がクラブ側の人間で、選手が街やチームメイト、監督、幹部に対して不満を持ち、居心地が悪いと感じているなら、解決策を見つけて売却するのが最善の選択です。一年中不機嫌でネガティブなオーラを放つ選手を抱え続けるわけにはいきません。選手が快適でないなら、クラブは彼を助けるべきです。それが僕の考え方です。選手が幸せでないとき、クラブがどんな立場をとろうとも、最終的には選手自身が損をすることになります』
ただし、15年前のアグエロの時代とは異なり、現在のアトレティコはチャンピオンズリーグに14年連続で出場する欧州のエリートクラブへと成長し、新スポーツ施設の建設などで経済力も飛躍的に向上しているため、クラブ側のスタンスも非常に強気となっています。
(via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)