安全問題に端を発するスタジアム監査の全貌と今後の不透明なスケジュール
この前代未聞のスタジアム閉鎖問題の根源は、昨年10月からマドリード州政府が主導した大規模な施設監査にあります。監査によってスタジアムの消火設備、電気系統、衛生環境、さらには建物全体の一般的なメンテナンス不足など、非常に重大な保安上の欠陥が複数検出されました。これを受け、州政府は利用者の安全が確保できないとしてスタジアムの利用許可を一時的に停止する措置を下しました。
当初、ラージョのフロント陣が調査員や作業員の立ち入り検査を妨害したことで対立が先鋭化しましたが、最終的に両者が合意に至り監査が開始されました。施設の全面的な改修工事には2ヶ月から6ヶ月の期間を要すると見られており、スタジアムの再解放がいつになるのかは未だ不透明です。
さらに深刻な問題として、今回レガネスと交わした代替使用の合意は、次のアラベス戦の「1試合のみ」に限定されています。ラージョは9月5日に行われるラシン・サンタンデール戦、そしてその後に控えるエスパニョール戦でも再びホームゲームを戦わなければなりませんが、その開催地は現在も未定のままであり、クラブはさらなる代替スタジアム探しの旅を強いられることになります。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque, MARCA)