右サイドバックの補強急務とアルナウ・マルティネスへの関心

バレンシアはラ・リーガ開幕に向けて右サイドバックの獲得を最優先事項としています。トーマス・ムニエとアンドレス・ガルシアが退団し、さらにルボ・イランソとディミトリ・フルキエが負傷したため、右サイドバックを本職とする選手が事実上皆無という非常事態に陥っています。ダービー・カウンティ戦でもBチームの選手で穴埋めをせざるを得ませんでした。

クラブは他のポジションの補強を一旦ストップし、ファイナンシャル・フェアプレーの範囲内で即戦力となる右サイドバック探しに全力を注いでいます。これまで候補に挙がっていたキングスレイ・エヒジブエやルベン・サンチェスへの関心は薄れており、ウィリアム・ミケルブレンシスもPAOKへの移籍が目前に迫っているため獲得は絶望的です。以前、レバンテのジェレミー・トリアンを移籍金200万ユーロ前後で獲得する寸前までいきましたが、トリアン自身がレバンテ残留を選択したため破談となりました。バレンシアはこの200万ユーロ程度の予算で同ポジションの補強を目指しています。

現在、カルロス・コルベラン監督が熱視線を送っているのが、ジローナのアルナウ・マルティネスです。ジローナが2部へ降格したことで市場に出ている彼は、右サイドバックだけでなくセンターバックもこなせる若きユーティリティプレーヤーであり、コルベラン監督の求める条件に完全に合致しています。しかし、ジローナは移籍金を要求しており、スペイン国内の他クラブやドイツのクラブとの激しい争奪戦になっているため、資金面でのハードルは決して低くありません。アルメリアのチュミも同様に高額で手が出せない状況となっており、開幕を数日後に控える中で、解決策を見つけることが急務です。

(via ElDesmarque)