ハーフタイム直後の崩壊「今季8失点中7失点が後半集中」という深刻なデータ サン・マメスとアンフィールドで露呈した集中力欠如の課題
アトレティコ・マドリードの足元を大きく揺るがしているのが、試合のハーフタイム直後に連続して失点を重ねるという極めて深刻な守備の脆さです。チームは前節のサン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦において、前半は素晴らしい出来を見せながらも、ハーフタイムが終わった直後の46分にニコ・ウィリアムズ、続く48分にロベルト・ナバロに被弾し、わずか2分間で守備陣が決壊しました。最終的に88分にもサンセトに決められて3-0で大敗を喫しましたが、完璧に近い前半を戦いながら後半立ち上がりの油断ですべてを無に帰す結果となりました。
この悪夢はアンフィールドで行われたリヴァプール戦でも繰り返されました。アトレティコは後半開始直後の50分、マック・アリスターに勝ち越しゴールを許し、またしてもハーフタイム明けの失点によって勝利を逃すことになりました。今シーズンここまでの公式戦で喫した全8失点の内訳を紐解くと、なんとそのうち7失点が後半に集中しているという異様な数値が浮き彫りになります。リヴァプールの1点目を除き、ビジャレアル戦での2失点(66分と78分のPK)、セビージャ戦での失点(66分)を含め、すべてが後半に奪われたものです。
ハーフタイムでの集中力の途切れ、強度の低下、運動量の減少といった複合的な欠陥が試合結果を大きく左右しています。次節対戦するレアル・ソシエダは、昨季の国王杯決勝において開始1分未満でゴールを奪ったほか、昨季のリーグ戦でも55分にゲデスに失点を許して勝ち点を奪い取った過去があり、立ち上がりの不覚を突く術に長けた相手です。サン・セバスティアンで勝利を掴むためには、後半ピッチに足を踏み入れた瞬間の集中力維持が最大のテーマとなります。(via MARCA)