バーミンガム・シティとのプレシーズンマッチの結果と若手選手の活躍
🏴 イギリスのセント・アンドルーズ・スタジアムで3万人の観衆を集めて行われたバーミンガム・シティとのプレシーズンマッチは、2-2の引き分けの末、PK戦(2-3)で敗れた。スタジアムにはスティーブン・ナイト(Peaky Blindersのクリエイター)がスポンサーとなったトロフィーが用意され、マスコットのCATも相手マスコットと交流した。試合はジュード・ベリンガムがVIP席から家族と共に観戦する中で行われた。スタメンはシュチェスニー、エスパルト、クリステンセン、ジェラール・マルティン、ジョフレ・トレンツ、カサド、マルク・ベルナル、アデイェミ、エブリマ・トゥンカラ、ハムザ・アブデルカリム、シェイン・クライファートという、トップチームとカンテラの混成チームだった。前半はバーミンガムの強烈なプレスに苦しみ、プリスケにヘディングで先制を許したが、ハムザがPKを獲得して自ら同点ゴールを奪った。後半は選手を大幅に入れ替え、ルーニー・バルドグジやアレックス・ゴンサレスらが躍動。ルーニーのシュートの枠に弾かれたこぼれ球をハムザが押し込んで逆転したが、セットプレーから元ジローナのジョン・ソリスに同点ゴールを許した。ジェラール・マルティンは試合後、『相手の方が試合勘があったが、我々も良い時間帯を作れた。クリステンセンとプレーするのは快適だ。トップチームに定着するために戦う。チャンピオンズリーグをはじめ全て勝ちたい』と手応えを語った。フリック監督も『もう少しポゼッションしたかったが、若手選手のクオリティと激しさを示してくれたことを高く評価している。彼らと働くのは喜びだ。新たなストライカーについては今いる選手に集中しており、夢を見ることはしない』と満足感を示した。また、W杯に出場して合流が遅れているガビのために、スタッフが手紙などのプレゼントを用意して持ち帰るという一幕もあった。(via SPORT / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / MARCA / Esport3 / ElDesmarque)
ハムザ・アブデルカリムの劇的な活躍と指揮官の評価
🇪🇬 バーミンガム・シティ戦で最も輝きを放ったのは、エジプト出身の18歳のストライカー、ハムザ・アブデルカリムだった。1月にアル・アハリからレンタルで加入し、今夏300万ユーロの買い取りオプションが行使されて完全移籍を果たした彼は、この試合で全2ゴールを記録した。ワールドカップではモハメド・サラーらと共にエジプト代表として出場した経験を持つ。前半に自らの強靭なフィジカルでPKを獲得し、それを左足で冷静に沈めて同点ゴールを奪うと、後半にはルーニー・バルドグジのシュートのディフレクションに鋭く反応して逆転ゴールを決めた。激しい守備も見せ、イエローカードも1枚貰っている。試合後、ハムザはSNSで『このシャツでゴールを決めるのは全く違う感覚だ。チームとして働き続ける』と喜びを表現し、メディアに対しても『信じられない気分だ。非常にタフでフィジカルな相手だったが、毎試合良くなっている』と語った。フリック監督は彼の活躍について、『ハムザは非常に謙虚で良い性格を持っている。常にベストを尽くそうとしており、大きなポテンシャルがある。ストライカーとしてペナルティエリア内のあのような場面に顔を出す必要があり、今日彼はそこにいた。それが私が9番に求めることだ』と最大限の賛辞を送った。新たなストライカーを探している中で、彼はトップチームの第2ストライカーとしての地位を強烈にアピールしており、プレシーズンで最多得点者となっている。なお、彼を獲得した際の一環として、8月19日のジョアン・ガンペール杯でアル・アハリと対戦することが決まっている。(via SPORT / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / MARCA)