公開された音声が示す判定の真実!幻の先制ゴールを巡る主審セスマの動揺と苦しい釈明
エスパニョールのオマル・エル・ヒラリが前半に決めた、幻の先制ゴール(0-0の場面)を取り消した審判団の判定プロセスが、番組「ティエンポ・デ・レビシオン」で公開された実際の交信音声によって明らかになりました。驚くべきことに、主審のミゲル・セスマ自身も確信を持てないまま、最終的な判定を下していました。
エル・ヒラリが自身初のプロ初ゴールを確信して喜んでいる中、VARを担当していたダニエル・トゥルヒージョが主審にオンフィールドレビューを促しました。
『ゴールライン上に位置し、クリアを試みている5番のキケ・サラスに対し、オフサイドポジションの選手が干渉した可能性がある。得点の検証のためにモニターでの確認を勧める』
これを受けたセスマ主審はモニターを確認しながら、当初はこう発言していました。
『オフサイドポジションにいるのは18番のマルコス・フェルナンデスだ。ただ、彼はボールを避けるような動きをしているね』
しかし、キケ・サラスの視野にマルコスが干渉したかという点に話が及ぶと、セスマ主審は次のように漏らし、動揺と確信のなさを覗かせました。
『キケ・サラスはボールが見えなかったかもしれない。うーん、どうだろう。彼がちょうど真ん中の位置に立っているから、もしかすると見えなかったのかもしれない(quizás)』
この曖昧な推測に基づきながらも、セスマ主審は最終的に次のように判定を下しました。
『ゴールキーパーへの視覚的干渉はないと判断する。だが、5番のキケ・サラスは避ける動きをしていたものの、視野を奪われて影響を受けた可能性がある。このカメラアングルからであれば非常にわかりやすい。相手選手への干渉によるオフサイドを適用し、間接フリーキックで再開する』
この曖昧極まる判定基準に、マノロ・ゴンサレス監督は怒りを隠しきれませんでした。
『オフサイドの位置でボールの軌道上に立っていたから無効だと言われた。それだけだ。だがこのような判定基準は到底納得できない。あの1-0となるはずだったゴールが無効にされた理由など、試合を見ていた誰もが理解できないはずだ。もし、98分の劇的な同点ゴールの場面でも同じように取り消されていたとしたら、それこそとんでもない醜態になっていただろう。今のラ・リーガでは、私たち監督も選手も、何がオフサイドで何が認められるのかすら全く分からなくなっている。一週間ごとに、あるいは同じ試合の中でさえ、酷似したプレーが異なる基準で裁かれている。審判という仕事が難しいことは十分に理解しているし、周囲も助けるべきだが、少なくとも判定の基準は統一されるべきだ。なお、サンガンテの退場については極めて明白だ。いくらボールに触れていたとしても、最終的に選手へ危険な形で接触している。あれがファウルでなければ、ロベルトはGKと完全に1対1になっていた。判定基準が一貫していないからこそ、ピッチ上に大きな不信感と混乱が生まれるのだ』 (via Mundo Deportivo)