カン・イン・リーのアトレティコ移籍による連帯貢献金
カン・イン・リーがPSGからアトレティコ・マドリードへ4000万ユーロの移籍金で加入しました。この移籍に伴い、バレンシアはFIFAの育成補償(連帯貢献金)のメカニズムにより、移籍金の3.5%にあたる約140万ユーロ(さらにボーナス分も加算)を受け取ることになりました。FFPやクラブの経済状況にとってはプラスとなる金額ですが、2021年に彼をフリーで放出し、代わりに獲得したマルコス・アンドレが大失敗に終わったことを考えれば、この臨時収入はバレンシアにとって痛ましい過去の清算のようなものです。当時のホセ・ボルダラス監督も、彼の放出についてこう振り返っています。
『私が到着したとき、カン・インはすでに売却されていて、出て行かなければならないと言われた。理解できなかったよ。彼は悪いチームメイトで、どうしても出て行かなければならないと言われたんだ。驚いたね。彼は韓国にいて、戻ってきてからたった2日しか練習しなかったけれど、私はコーチ陣に、彼が一番の選手で、売却されるなんて理解できないと言っていた。彼の退団に関して私には発言権はなかったが、ゼロ円で放出されてしまった。まだ若かったし、練習した2日間でコーチ陣に彼が一番だと言ったのを覚えているよ』
クラブ首脳陣の誤った判断が、現在になって大きく浮き彫りとなっています。(via SPORT)