元ベティスFW陣の去就:チミ・アビラのアルゼンチン帰還とサナブリアのブラジル移籍
✈️ かつてベティスでサポーターを沸かせたストライカーたちの去就が、南米の地で慌ただしく決着しています。
まず、今夏の退団が確実視されていたFW「チミ」・アビラが、アルゼンチンの名門インデペンディエンテと2年契約を結ぶことが決定しました。メディカルチェックを前にアビラは、自身の移籍について『本当に良い状態。早くチームメイトに会って馴染みたい。プロセスがあるのは分かっているが、自分の気性としては常にそこにいてプレーする準備ができている。少しずつやっていく』と熱い想いを語り、他クラブからのアプローチに対しては『ボカやロサリオ・セントラルなど多くのクラブが関心を示してくれたことに感謝している。別の国にいたときに良い仕事ができた証拠だと思う』と感謝を口にしました。
一方、元ベティスのパラグアイ代表FWトニー・サナブリアも、イタリアのクレモネーゼからブラジルの国際的な名門インテルナシオナルへと完全移籍(移籍金なし、クレモネーゼが将来の売却益の50%を保持する契約)しました。インテルナシオナルは、ベティスをフリーで退団して新天地を模索していた35歳のベテランFWセドリック・バカンブとの交渉を行っていましたが、合意に至らず交渉が決裂したため、ターゲットをサナブリアに切り替えた経緯があります。バカンブは現在、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマからの関心が噂されています。(via Estadio Deportivo)
チャンピオンズリーグ初挑戦の光と影:1億4000万ユーロの売却益でも苦しい財政状況
📊 クラブ史上21年ぶりとなる、悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場という栄誉を手にしたペレグリーニ監督のプロジェクトですが、その舞台裏にあるクラブの歪んだ財政状況が大きな影を落としています。
ベティスは過去2年間で合計1億4000万ユーロという巨額の売却益を上げたにもかかわらず、毎年の財務会計を「赤字(損失)」で閉じており、その結果ラ・リーガのサラリーキャップを大きく毀損しています。同様の総収入(約2億ユーロ超)を誇るライバルのビジャレアルと比較しても、ベティスは過去の莫大な負債償還、累積赤字、および高額な金融費用を毎年支払わなければならないため、サラリーキャップの上限がビジャレアルより5000万ユーロも低く設定されています。
この慢性的な財政難を解消し、最終盤の補強予算を劇的に増やすための唯一の希望は、かつて保有権の20%を保持したままコモ1907へ売却したカンテラ出身のFWアサヌ・ディアオに対し、プレミアリーグのエヴァートンが提示している4500万ユーロ(コモは7500万ユーロを要求)の巨額オファーが成立し、ベティスの手元に数百万ユーロの臨時プラスバリア(将来売却益)が転がり込んでくるシナリオに託されています。(via SPORT)