CLプレーオフで前代未聞の大乱闘!ゲンドゥージの挑発にキレたリヨンGKコーチが返り討ちの凄惨な結末

オリンピック・リヨンを撃破し、見事にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ進出を勝ち取ったフェネルバフチェですが、試合後にスタジアムは前代未聞の大混乱と乱闘劇に包まれました。

この騒動の中心人物となったのは、元マルセイユ所属で、リヨンにとって最大の宿敵としての経歴を持つフェネルバフチェのMFマッテオ・ゲンドゥージです。

ゲンドゥージはウォーミングアップの段階からリヨンのサポーターから猛烈なブーイングと中傷の的になっており、スタンドに対して下品なジェスチャーで応酬するなど、最初からピッチには火薬が充満していました。試合が終了すると、ゲンドゥージは歓喜に沸きながらリヨンファンの目の前で勝ち誇るようなダンスや挑発を行い、これがリヨンの選手やスタッフを完全に逆上させました。激高したファンがピッチへ押し寄せ、混沌とした興奮状態のまま両チームのスタッフや選手がトンネル内へとなだれ込みました。

ここで最悪の決断を下したのが、リヨンのGKコーチを務めるアントニオ・フェレイラ氏でした。フェレイラ氏はトンネル内で自らゲンドゥージを襲撃しようと襲いかかりました。しかし、これが火に油を注ぐ結果となります。ゲンドゥージのチームメイトたちがすぐさま彼を取り囲んで防衛し、フェレイラ氏は逆に数人のフェネルバフチェ選手から激しい殴打や蹴りを見舞われ、トンネルの入り口付近で一方的にボコボコにされて壁際に追い詰められる「アコラード(囲まれて窮地に陥る)」状態になるという、あまりにも生々しい凄惨な映像が拡散されることになりました。

フランス代表の同僚で、現在はリヨンでプレーするコランタン・トリッソは、ゲンドゥージの身勝手な振る舞いを非難しています。トリッソは『私は彼に、余計なことはせずチームメイトの元へ行って謙虚に勝利を祝うべきだと言いました。敗北の悔しさに沈んでいるリヨンのファンをあえて挑発するなど、極めて無責任で不必要な行動です。この経験から何かを学ぶべきだ』と厳しく叱責しました。

一方で、ゲンドゥージも自身の非を一切認めていません。ゲンドゥージは『リスペクトだと?挑発というのは常にお互い様であるべきだ。彼らは90分以上、私の母親や家族、そしてまだ幼い子供たちを最も汚い言葉で中傷し続けた。それだけの侮辱を浴びせておいて、勝った後にこちらが望む方法でセレブレーションをする権利さえないと言うのか。そんな不公平は受け入れられない』と一歩も引きませんでした。

さらに『6万人もの観客が自分の母や子供たちを汚く罵り、審判を含めてスタジアムの誰も彼らを黙らせようとしない。その絶望が人の精神にどれだけの傷を与えるか考えてほしい。フランスのスタジアムであれば、このような事態になれば試合が一時中断されるはずだ。私はマルセイユのプライドを決して隠さないし、売り言葉に買い言葉なのは当然だ』と怒りを露わにしました。(via SPORT / MARCA)