パブロ・ガルシアが涙の旅立ち。出発空港で明かした苦悩とファンへの愛のメッセージ

カンテラ出身の星であるパブロ・ガルシアが、ラシン・サンタンデールに完全移籍することが正式決定しました。ベティスが50%の権利を保持し、移籍金500万ユーロにボーナスが加わる条件での合意です。

前日の夜、自分のロッカーから私物を引き取り、母親が運転する車の助手席で涙を流しながら去っていった姿が大きな話題となりましたが、水曜日の朝、彼はセビリア空港から新たな挑戦の地へと出発しました。

空港でメディアの前に立ったパブロ・ガルシアは、まだ寂しそうな表情を浮かべつつも『昨日は様々な感情が押し寄せて、あまりよく眠れませんでした。しかし、これからはしっかりと頭を切り替えて新しいチームでの挑戦に全力を注ぐ必要があります。本当に辛い別れになりましたが、顔を上げて前に進むしかありません』と、プロとしての強い決意を述べました。

ハル・シティやオリンピアコスなど、海外クラブとの交渉が直前で決裂し、急転直下でラシンへの移籍が決まったことについて、彼は『自分の力ではどうにもできない要因が数多く重なっていました。できれば、誰もが思い描いていたような理想的な形でまとまれば良かったのですが、これが現実です。でも、ファハルドSDやハロ会長とは最後に普通にお別れの挨拶を交わすことができました』と、クラブの経営陣との関係に問題がないことを釈明しました。

愛するベティスのサポーターに対しては『ファンの皆様、これまでのすべての年月において、心から感謝を申し上げます。きっと、私たちはまたいつか会えると確信しています。それこそが私だけでなく、全員が本当に願っていることのはずです』と、再会を強く望むメッセージを残しました。クラブ公式SNSも、彼の成長の歩みを追った「緑と白の生涯」という感動的な動画を公開して、彼を称えています。(via Estadio Deportivo)