左サイドの緊急補強として下部組織出身のレフティー、ブライアン・ヒルに再アプローチ

左サイドの主力であるオソのストラスブール移籍が秒読み段階となり、さらにスイス代表ルベン・バルガスのオリンピアコスへの移籍交渉も並行して進められているため、セビージャは急ピッチで左ウイング(左サイドハーフ)の補強に動く必要に迫られています。

そこでセビージャのスポーツディレクターであるホセ・イグナシオ・ナバロは、かつてクラブの下部組織で育った25歳のレフティー、ブライアン・ヒルの獲得に向けて再調査を開始しました。すでに所属先のジローナ、および選手の代理人に連絡を取り、獲得に必要な詳細条件を問い合わせています。

バルバテ出身のブライアン・ヒルは、2021年にセビージャからトッテナムへ完全移籍した後、2023年1月に半年間の期限付き移籍でセビージャに復帰してプレーした経験があります。その後、2年前に期限付き移籍でジローナに加入し、昨夏に600万ユーロで完全移籍。しかし昨季は29試合に出場(出場時間は1641分)したものの、0ゴール3アシストと本領を発揮できませんでした。今季はジローナの降格に伴い、2部リーグでの開幕2試合(レガネス戦、コルドバ戦)でスタメン出場し、計144分間プレーしています。

ジローナ側はブライアン・ヒルの移籍金として800万〜1000万ユーロを要求しているとされています。しかし、財政的に厳しいセビージャにこの額を支払う余裕はなく、完全移籍での獲得は事実上不可能です。セビージャが狙うのは買取オプション付きのレンタル移籍のみです。

ただし、セビージャにとって有利な要素がいくつか存在します。現在、ジローナのクラブ内部は非常に不安定な混沌とした状況に陥っており、移籍市場の閉幕が迫る中で多くの主力選手たちが脱出を求めて移籍を志願しています。そのため、ジローナ側が要求額を引き下げて妥協する可能性があります。

さらに、ブライアン・ヒル自身がセビージャへの深い愛着を公に隠しておらず、自らのプロとしての故郷であるセビージャに戻って再び主力として輝きを取り戻したいと強く望んでいることも、クラブにとっては大きな追い風となっています。(via Estadio Deportivo)