バルデベバスを審判が直撃
レアル・マドリードの本拠地デビューを前に、クラブの練習場バルデベバスを地元マドリード出身の現役主審、ミゲル・アンヘル・オルティス・アリアス氏が訪れました。モウリーニョ監督やコーチ陣、選手たち全員に対し、今シーズンから導入された新ルールの詳細をレクチャーするためです。
今季はピッチ上で多くのルールが厳格化されており、選手たちもそれに適応しなければなりません。主な変更点としては以下の内容が挙げられます。
・選手交代の際、故意に時間を引き延ばす行為に対する厳罰化。
・怪我の治療のためにメディカルスタッフの立ち入りを要求した選手は、一度ピッチの外に出てから、必ず最低1分間が経過するまでピッチに戻ることができないルール。
・VARが新たに介入することになる複雑なシチュエーションの明確化。
さらに、最も注目を集めているのが、今年3月に国際サッカー連盟が導入した通称「レイ・ヴィニシウス(ヴィニシウス法)」です。プレスティアンニの事件を発端に制定されたこのルールですが、スペイン国内においては、ワールドカップのように手で口を覆うジェスチャーをしただけで一発退場になるわけではありません。しかし、VARが介入するような乱闘やトラブルの最中に、手で口を覆い隠して何かを語るなどのジェスチャーを行った場合は、警告(イエローカード)の対象として厳しく処分されます。選手たちはバルデベバスでこれらの最新ルールを詳細に叩き込まれました。(via Mundo Deportivo)
モウリーニョへの二面性評価
レアル・マドリードでの第2期政権をスタートさせ、間もなく本拠地初陣に臨むジョゼ・モウリーニョ監督に対し、サッカー界からは非常に対照的な二つの評価が下されています。
かつてマドリードを率い、現在はブラジル代表の監督を務めるアンチェロッティ氏は、今夏のワールドカップ前にメディアに対し、モウリーニョの就任を大絶賛するメッセージを残していました。
『モウリーニョは怪物です。そして今のマドリードには彼が必要なのだ。モウリーニョの仕事は、間違いなくマドリードで大成功を収めるでしょう』と語り、最大のプレッシャーがかかるベルナベウのベンチを託すのに、彼以上の適任はいないと太鼓判を押しています。
一方で、ポルトガル人ジャーナリストのルイス・クリストヴァン氏は、モウリーニョの母国から非常に冷ややかな視線を送っています。
『ベンフィカでの彼の仕事は、決して素晴らしいものではなく、むしろ失敗に近かった。それなのに、世界最高峰のクラブであるレアル・マドリードが彼を再び呼び戻すなど、正気の沙汰とは思えない。これほど予想外の決定はない』と酷評しています。
さらに、クリストヴァン氏は現在モウリーニョが見せている穏やかで友好的な態度についても疑念の目を向けています。
『彼は多くの困難を経験し、一度はフットボールのエリート層から外れたため、態度を変えたのでしょう。実際、ベンフィカにやってきた時も、彼は全く同じように温厚で親しみやすい姿を見せていた。だが、本当の姿は、状況が厳しくなり、試合結果やメディアからの厳しい追及に直面したときに現れる。何年か歳は取っていても、根底にあるのはあのいつものモウリーニョなのです』と語り、いずれ激しい本性が顔を出すだろうと警告しています。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)