ニュースキャスターが放った「モロッコ6連呼」の超皮肉スピーチがネットで大バズり
スペインの著名ニュースキャスターであるビセンテ・バジェスが、ペドロ・サンチェス首相の移民問題に対する姿勢を痛烈に批判しました。首相が帰国後のラジオインタビューで、スペインへの不法移民危機をめぐり『ロシアやイスラエルのネット工作が世論を煽動している』などと弁明したことに対し、バジェスはニュース番組の中で意図的に1つの文章の中に「モロッコ」という単語を6回も詰め込んだスピーチを披露しました。
バジェスは、『政府の見解によれば、モロッコは、約8万人のモロッコ国民が、モロッコ当局の関与なしに、モロッコ国境を越えてスペインに押し寄せ、それをモロッコの警察が誰も阻止できなかったことに対して、何ら責任を負わないということらしい。政府はモロッコへの融和政策を極端な領域にまで進めており、もはやこれを信じる者は与党以外に誰もいない』と言い放ちました。この徹底的な皮肉スピーチはSNSで大バズりし、国境警備をめぐる政府への批判が再燃しています。 (via MARCA)
領土緊張の中で迎えた「セウタの日」と多文化主義をめぐる住民たちの叫び
スペインの北アフリカ領土であるセウタが、モロッコとの緊張が高まる中で「セウタの日」を祝いました。1640年にポルトガルから分離し、自らの意思でスペイン王国に残留することを選んだ歴史的起源を祝うこの日、今年は特に移民危機のさなかということもあり、複雑な空気に包まれています。
式典では地域のリーダーたちが集まり、セウタがヨーロッパとアフリカ、そしてキリスト教徒やイスラム教徒など異なる文化が古くから共生してきた「多文化主義の架け橋」であることを改めて表明。集まった住民たちは、現在の国境問題に対する根本的な解決を国に強く求めつつも、自分たちのスペイン人としてのアイデンティティと誇りを守り抜くことを強く誓う一日となりました。 (via MARCA)