エンリケ・セレソ会長の怒り
エンリケ・セレソ会長にとって騒がしい夏になりそうだ。スポーツサミット・マドリードの開会式でメディアの取材に応じた際、フリアン・アルバレスの去就について絶えず質問されることに耐えかね、ついに怒りを爆発させた。
セレソ会長は、フロレンティーノ・ペレス会長率いるレアル・マドリードから1億5000万ユーロのオファーがあったことを認めた上で、次のように吐き捨てた。『フロレンティーノのレアル・マドリードからオファーが来たのは事実だし、彼らにどう答えたかも君たちは知っているだろう。君たちは何度も同じことを繰り返したがるが、こっちもうんざりするよ』
怒りのあまり、セレソ会長はアルバレスの名字を4回もロペスと間違えるというハプニングを起こした。『フリアン・ロペスはアトレティコ・マドリードの選手だ。フリアン・ロペスが欲しいなら、来て、契約書を見て、興味があるなら連れて行けばいいし、ないなら連れて行かないだろう』
アルバレスには5億ユーロの契約解除金が設定されている。バルセロナも彼を狙っており、ワールドカップ終了後に1億3500万ユーロにボーナスを加えた総額1億5000万ユーロに近い最終オファーを提示する予定だ。クラブ内にはマテウ・アレマニーのように売却を支持する声もあるが、セレソ会長は公に門を閉ざした。『これは夏の退屈な話題だ。状況は分かっているだろう。彼はアトレティコ・マドリードの選手だし、これからもそうだと思う。もう一度言うが、我々は何も聞いていない。我々は彼と契約を結んでいる。興味があれば、彼は出て行くさ』
そして最後に声を荒げてこう締めくくった。『もうフリアン・ロペスの件はいい加減にしてくれ! フリアン・ロペスがアトレティコ・マドリードの選手じゃなくなる日が来たら、君たちも知ることになるさ』
なお、渦中のフリアン・アルバレス本人は、アトレティコ残留の希望を公には明確にしておらず、ワールドカップのアルジェリア戦では後半途中からの出場となった。(via MARCA)