エレーラの中盤無双
エルチェ戦で今季アウェイ初勝利を飾ったチームにおいて、ベネズエラ代表ミッドフィルダーのヤンゲル・エレーラが、マタラッツォ監督の戦術における絶対的な心臓としての地位を確立しました。これまでの試合では早い時間帯にイエローカードを受けてしまい、得意のタイトな守備が制限されることが多かったエレーラですが、この日は完全にその呪縛から解放され、ピッチ中央で圧倒的な輝きを放ちました。🔥
特に、数的不利となった後半の戦術的タスクは凄まじいものでした。エルチェが中盤の選手やシャドーストライカーを使って執拗に攻勢を強めてくる中、カルロス・ソレールが3バックの右側に加わってサイドのケアに回ったため、エレーラは中盤の広大なエリアをたった一人で横方向にカバーする役割を担いました。この過酷な要求に対しても、エレーラは正確なポジショニングと無尽蔵のスタミナでフィルターとなり、地上戦デュエルで3回中2回、空中戦デュエルでも3回中2回勝利を収めるなど、まさに壁として君臨しました。🧱
さらに彼の魅力はその高い攻撃力にもあります。オチエンが相手から素晴らしいスライディングでボールを奪い取った瞬間、エレーラはハーフライン付近から猛然と前線へスプリントを開始。オチエンに負けない走力でペナルティエリア手前まで到達すると、ダイレクトで右足を振り抜き、相手ゴールキーパーのミスも誘ってゴールネットを揺らしました。これがエレーラにとってソシエダ加入後初の記念すべき公式戦ゴールとなりました。試合全体でのパス成功率は86%(35本中30本成功)、さらに自陣でのパスは15本すべて成功と、攻撃の起点としても完璧なパフォーマンスを披露しています。⚽️
ソシエダ加入1年目は相次ぐ負傷とそれによるコンディションの不安定さに苦しんだエレーラですが、2年目を迎えた今季は肉体的な安定感を確かなものにし、攻守にわたって違いを作れる替えの利かない大黒柱へと進化を遂げました。(via Mundo Deportivo)