ウチェの買い取り消滅による2000万ユーロの財政問題
ヘタフェの財政事情をさらに複雑にしているのが、クリスタントゥス・ウチェを巡るクリスタル・パレスとの契約問題です。クリスタル・パレス側は、レンタル契約の中に設定されていた「先発として10試合に出場した場合、2000万ユーロでの買い取りが義務化される」という条項を回避するため、シーズンを通して意図的に出場試合数をコントロールしました。その結果、買い取り義務は発生せず、移籍は消滅しました。
この一件がヘタフェにとって致命的なのは、1月の移籍市場でマルティン・サトリアーノ、ザイド・ロメロ、セバスティアン・ボセッリ、ルイス・バスケスを獲得した際、このウチェの売却による臨時収入をあてにしてラ・リーガから補強の承認を得ていた点にあります。見込んでいた2000万ユーロの収入が絶たれたため、クラブは2026年6月30日までに他の選手の売却などによって同額の資金をなんとしても捻出しなければならないという厳しい状況に追い込まれています。(via Estadio Deportivo)