ジョゼ・モウリーニョ新監督の就任発表
レアル・マドリードは、ジョゼ・モウリーニョのトップチーム監督就任を公式に発表した。契約期間は2029年6月30日までの3シーズンとなる。モウリーニョは7月13日にチームに合流し、バルデベバスでのプレシーズンがスタートする。
モウリーニョにとって、これは2010年から2013年までの第1期に続く、13年ぶりのサンティアゴ・ベルナベウ帰還となる。第1期では178試合を指揮して128勝28分22敗、勝率71.9%というクラブ史上屈指の好成績を残し、リーガ、国王杯、スーペルコパを獲得した。しかし、チャンピオンズリーグではバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントに敗れて3年連続ベスト4に終わっており、悲願のビッグイヤー獲得が今回の最大のミッションとなる。
この引き抜きには多額の代償が伴った。前所属のベンフィカに対し、レアル・マドリードは1500万ユーロの契約解除金を支払う。これはクラブ史上最高額の監督違約金である。マドリードの会長選挙の影響で発表が遅れ、違約金が300万ユーロで済む期限を過ぎてしまったため、満額の支払いとなった。1年前にシャビ・アロンソをバイエル・レバークーゼンから引き抜いた際の約1200万ユーロと合わせ、クラブは直近1年で監督の違約金だけで約3000万ユーロを費やした計算になる。ベンフィカのルイ・コスタ会長は記者会見で、マドリードからの違約金はまだ受け取っていないものの、『1500万ユーロの支払いは保証されており、いつでも届く状態にある』と明言している。ベンフィカ側は1ヶ月前に契約延長のオファーを提示していたが、モウリーニョはマドリードへの復帰を選んだ。
モウリーニョに課せられたタスクは、2年連続無冠からの脱却だけではない。フェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニが衝突するなど、問題を抱えるドレッシングルームの不和を解消し、再び勝者のメンタリティを植え付けることが期待されている。すでにモウリーニョはマドリード市内のホテルでジュニ・カラファト、ホセ・アンヘル・サンチェス、ジョルジュ・メンデスと会談を行い、プレシーズンの計画や移籍市場での動きについて協議を開始している。(via SPORT)