宿命の対決!元SDモンチ氏がエスパニョールを率いてセビージャと史上初の直接対決へ

今週末のリーガ第4節、セビージャにとって極めてエモーショナルで特別な戦いが幕を開けます。長年にわたりセビージャのスポーツディレクター(SD)として君臨し、7度のヨーロッパリーグ制覇や2度のコパ・デル・レイなど数々の栄光をもたらしたレジェンド、モンチ氏が、現在SDを務めるエスパニョールを率いてセビージャと直接対決を行います。モンチ氏が「敵」としてセビージャと対戦するのは、彼の輝かしいキャリアにおいて史上初めての出来事です。

モンチ氏は2017年に一度セビージャを離れてローマへ赴き、2019年に復帰。その後、2023年に現フロント陣との度重なる意見の相違から再び退団し、アストン・ヴィラを経て今夏エスパニョールのSDに就任しました。2017年当時、彼は『セビージャ以外のスペインのチームでは絶対に働かない』とファンに誓っていましたが、約10年の歳月を経て、ついにその誓いが破られ、対戦相手として立ちはだかる運命を迎えました。

この因縁の対決を前に、モンチ氏はエスパニョールでの補強会見(アンドニ・ゴロサベルとブライアン・サラゴサの発表会見)で、今夏の自らの仕事を振り返りつつ、セビージャの現SDジョセ・イグナシオ・ナバロ氏の手腕に最大の賛辞を送りました。

モンチ氏はまずエスパニョールの補強について『私たちは当初から明確なロードマップを持っており、正直に言って100%ではないかもしれないが高い割合でそれを達成できたと思います』と満足感を示しました。その上で、他クラブの動向にも言及し、『デポルティーボ、ラシン、あるいは昨年難しい時期を過ごし、次の対戦相手であるセビージャがこの市場の終盤に非常に興味深い補強を行ったのを見てきました』と語り、終盤に怒涛の補強を見せた古巣の立ち回りを高く評価しました。

エスパニョールとセビージャの対決は、日曜日21:00にRCDEスタジアムでキックオフされます。なお、セビージャのホームであるエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでの第2戦は、2027年2月13日または14日のバレンタインデーに予定されています。将来的なセビージャへの3度目の復帰の可能性について、モンチ氏は数ヶ月前に『セビージャに戻るかって? 分からないし、戻らないと思う。でも100%とは言えない。5〜6年後に何が起こるか分からないからね。どんな未来のシナリオであれ、サン・フェルナンドが関わっているはずだ』と語るに留まっており、愛憎入り混じる複雑な思いを抱えたまま、因縁のピッチ外バトルに挑みます。 (via Estadio Deportivo)