カルロス・ビセンテ:極秘の恩師ラブコールも資金難で無念の完全破談

セビージャが今夏の移籍市場の裏で、最も慎重に、そして大きな期待を寄せて極秘に進めていた交渉が完全に破綻しました。そのターゲットは、バーミンガム・シティに所属する27歳のウインガー、カルロス・ビセンテでした。

月曜日の朝に交渉は完全に決裂。破談の理由は、セビージャのサラリー上限が超過しているという極めて深刻な経済的制約です。バーミンガムはわずか7ヶ月前にビセンテを800万ユーロで獲得したばかりで、今やチームの絶対的な主力として23試合で2ゴール3アシストを記録しており、バーミンガム側の要求額は1000万ユーロを上回るものでした。

ルイス・ガルシア・プラサ監督はアラベス時代にビセンテを育て上げた恩師であり、本人も恩師との再会に非常に前向きで、バーミンガム側を説得して交渉のテーブルに着かせるほどでした。元セビージャのハビエル・カスケロ氏も以前、ABCのインタビューで『オソはルイス・ガルシア監督の下で多くの出番を得ることになるだろう。デポルティーボ・アラベスにおけるカルロス・ビセンテのように、チームに深い突破力をもたらす存在になるはずだ』と予言し、さらに『監督は、前線までしっかり走り切るサイドの選手を好む。そして、守備の堅いチームを作りたいはずだ。今の状況で最も重要なのは失点しないことであり、守備の安定さえ確保できれば、セビージャは必ずチャンスを作り出せるようになる』と戦術的展望を述べていました。しかし、クラブの資金力不足がすべてを台無しにしました。もしルーベン・バルガスの売却が急転直下で決まれば再燃する可能性がゼロではないものの、現時点では交渉の席は完全に畳まれています。(via ESTADIO Deportivo)

カルロス・アルバレス:まさかの臨時収入?海外移籍決定ならセビージャに数百万ユーロの恩恵

セビージャの下部組織出身で、現在はレバンテで活躍する21歳のカルロス・アルバレスが、海外のクラブへ移籍する可能性が極めて高まっています。この取引は、金欠に喘ぐセビージャに思いがけない恵みの雨をもたらす可能性があります。

アルバレスは2023年にフリーでレバンテに移籍しましたが、セビージャは将来の移籍の際に、最初の2年間は40%、3年目は30%の売却金を受け取れる権利を留保していました。現在は3年目に当たり、少なくとも30%の権利が有効です。レバンテは現在、最低でも1000万ユーロ以上のオファーに耳を傾けており、彼の市場価値は1500万ユーロに達しています。

仮に1500万ユーロでの移籍が成立した場合、セビージャには約450万ユーロが転がり込む計算になります。ラ・リーガの財務規定により、この金額の20%にあたる約90万ユーロが即座にサラリーキャップの枠として加算されるため、デッドロックに陥っている現在の補強交渉を一気に押し進める重要な資金源になります。

レバンテのロヘル・ブルゲ選手も『カルロスはレバンテそのものだ。彼は子供の頃からここにいて、難しい時期に僕たちを昇格に導いてくれた。もし移籍するなら、これまでの功績に見合う素晴らしい形で旅立つべき最高の男だ』と惜別のコメントを残しており、移籍のカウントダウンが始まっています。(via ElDesmarque)