シメオネ因縁のファン

昨年のチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリードがリヴァプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだ際、激しい物議を醸した事件があった。アディショナルタイムに決勝点を奪われた直後、相手サポーターからのあまりに過激な暴言に耐えかねたディエゴ・シメオネ監督が激怒し、退場処分となった騒動だ。シメオネは当時『90分間ノンストップで裏から侮辱され続ければ、誰だって理性を失う』と訴えていた。

今年再びアンフィールドで対戦するにあたり、地元警察やクラブ側が異例のセキュリティ対策を講じたことが判明した。当時シメオネを限界まで追い詰め、退場に追い込んだ渦中のトラブルメーカーサポーターを特定。今回の試合では、アウェイベンチの真後ろからスタジアムの全く反対側にある座席へと強制的に「配置替え」することが決定した。指揮官への直接的な嫌がらせを物理的に防ぎ、惨事の再発を防ぐための措置だ。(via Mundo Deportivo)