移籍市場残り1週間:セビージャが直面する「2つのロードマップ」とナバロSDが明かす選手登録のリアルな内幕
移籍市場のデッドラインが迫る中、セビージャのスポーツディレクター、ホセ・イグナシオ・ナバロは、新加入選手の発表記者会見の席で、現在の緊迫したチーム編成と登録制限のリアルな現状を明かしました。
セビージャは現在、ラ・リーガのサラリーキャップ制度に苦しめられており、選手登録のための予算枠を確保するための作業を絶え間なく続けています。ナバロSDは会見で、現状の登録能力についてこのように説明しました。
『本日時点で、私たちは新しく選手を登録する能力を持っています。登録できる人数は、個々のオペレーションコストに依存することになります。引き続きサラリーキャップの制限枠を生み出し、放出を推し進める必要があります』
Luis Garcia Plaza監督が16人の稼働可能な選手しか手元にない難しさを嘆いたことに対し、ナバロSDは次のように話し、将来的なスカッド構成への見通しを語りました。
『16人というのは、ビトリアに移動した時点でのメンバーに過ぎません。実際にはアルフォンやマルカオといった負傷中の選手もいれば、ルベンのような選手も残っています。重要なのは人数ではなく、競争力のあるチームであること。おそらく最終的には20人、21人、22人の選手に、カニテラ出身者やトップチームに昇格した選手を加えた構成に落ち着くはずです』
こうした台所事情を踏まえ、セビージャの移籍市場残り1週間の動きは、不要な選手の放出が成功するかどうかに深く依存する「2つの大きなロードマップ(シナリオ)」に集約されている状況です。
シナリオ1(現状維持・厳しい結末):
現在放出に向けて交渉中であるペドロサやカルドーゾ、あるいはバルガスらの売却が決まらない場合、彼らの給与負担や法的登録義務が発生します。その結果、セビージャのサラリー予算はほぼ限界を迎え、市場終了までに獲得できる即戦力の補強は「あと1人だけ」に制限され、残りの穴はカニテラ出身の若手たちで埋めざるを得なくなります。
シナリオ2(大放出成功・大補強ロードマップ):
もしバルガスの売却、ペドロサやカルドーゾの退団手続きを完了させることができれば、登録枠と予算に大幅なスペース(制限枠)が生まれます。これにより、ナバロSDは残りの日数で2〜3名の即戦力を獲得し、当初のスカッド再建計画を完遂できるようになります。
また、今夏にすべての資金制限枠を使い切るのか、それとも冬の移籍市場のために温存するのかという点について、ナバロSDは『それがすべてを今使い切るか、それとも冬のために残しておくかは、市場が閉まった時点で明らかになります。私たちのアイデアは、今あるすべての制限枠を監督が使えるように投入することです』と語り、出し惜しみすることなく戦力をピッチへ送り届ける強い意志を宣言しました。(via ElDesmarque)