試合詳細と決勝被弾
試合は序盤から激しい攻防が展開されました。指揮官が交代したばかりのバレンシアが中央に4人のミッドフィルダーを配置する変則的な布陣を採用したことで、アラベスは立ち上がりの15分間、ポジション修正に苦慮しました。18分にはアルノート・ダンジュマにゴールネットを揺らされるヒヤリとする場面もありましたが、VARのミリ単位のオフサイド判定に救われます。
落ち着きを取り戻したアラベスは、右サイドのアンヘル・ペレスが圧巻のパフォーマンスを披露。左サイドバックのガヤを幾度となく崩し、鋭いクロスからパブロ・イバニェスやトニ・マルティネスが決定的なチャンスを迎えました。前半終了間際には、アンヘル・ペレスのミドルシュートと、そのこぼれ球に詰めたヴィレ・コスキのヘディングシュートがバレンシアの守護神ディミトリエフスキの連続ビッグセーブに阻まれ、無得点で折り返します。
後半に入るとアラベスがボールを支配し、トニ・マルティネスが至近距離から狙うもわずかに枠の外へ。しかし78分、中盤での一瞬の隙を突かれ、ハビ・ゲラのスルーパスから裏へ抜け出したのは、今夏までアラベスの主将を務めていた元チームメイトのルイス・リオハでした。GKシベラの頭上を越す技ありのループシュートを叩き込まれ、痛恨の先制点を許してしまいます。
失点直後、キケ監督はゲバラ、アレニャ、ミゲル・ロドリゲスを同時に投入して怒涛の反撃を試みました。マリアーノやボジェにボールを集めて猛攻を仕掛けたものの、最後まで相手の堅守を破ることはできず、ホームでの惜敗が決しました。 (via Estadio Deportivo)